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Maeda Niina BLOG

ピアノとバレエ

2008年05月12日 10時28分53秒 | niina
古今東西、大多数のバレエ団が、朝のレッスンを生のピアノ演奏により行います。
新国立劇場も谷桃子バレエ団もそうでした。
最近はバレエ学校やオープンスタジオも生ピアノで、というところが増えています

昨夜は、素晴らしいピアニスト、米田ゆりさんよりお招き頂き、
バレエピアノとレッスンについてのワークショップに行ってきました。
ゆりさんとお弟子さん8名、そして私の10名。
私が最近仕事をしているTHE STUDIOや、先日のヤングバレエフェスティバルで
ご一緒した方もいらしていました。

とても興味深かった。
お題は「バレエクラスレッスンに於いて、教師はどんなとき、
どんな音を求めているのか、ピアニストはどうやってそれをキャッチするか」
みたいなこと。

ピアニストはバレエのクラスでは、教師やダンサーに歩み寄り、音を紡いで行く。
教師やダンサーのほうも、もっと歩み寄るべきだと思う。
どうしたら自分の要望を伝えられるのか、たとえ専門用語がわからなくとも、
伝わりやすいやりかたがあることもわかった。
「またこのような機会をたくさんのダンサーや教師と持てたら嬉しい!」
と、ゆりさん。私もそう思います。

私の方からも日頃感じている事をぶつけさせて頂き、実験的に弾いて頂き、
クオリティの高い演奏を何度も聞くことができ、脳みそと心に栄養頂きました。

バレエと生の音楽、切っても切れない関係。
クラスでも、もっともっとコミュニケーションして、
音楽と身体がひとつのエネルギーとなるよろこびの瞬間を見つけていきたい。