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愛しのテラへ~岡田多母~

2011-10-14 10:18:02 | 

 

なんだか魅かれ、読み出した本。

岡田多母さんの『愛しのテラ(地球)へ』。

 

表紙のブルーの絵が綺麗で、眺めていると穏やかに癒される。

ヒーリングアートの奈良達雄さんの絵だそうです。

 

この本を読んでいると、なんだか眠たくなり、寝てしまうので、一冊読むのにめずらしく時間がかかりました。

なんだろう、

多母さんのことばを理解しようとすると、意識を覚醒するよりも無意識の底にあるものを掘り起こされる。

C.G.ユングのいう、集合的無意識とよばれる部分でしょうか。

自分の中で深く眠ってあったもので理解する必要があるような。。。

 

個人の歴史を超え、人類の歴史や地球の歴史の根源、その『ことば』を聴きたい人におすすめです。

地球、宇宙、神、それらの成り立ちについて、その根本から。

 

多母さんがおっしゃるには、

1990年代に入ってから地球は再び本来の姿を取り戻そうとしている。

自然や動物、人の大きな調和の時代になる。

そういう調和の素晴らしい文明は、まず日本から始められると。

一番自然に近い調和の波長をわたしたち、

日本人はだしているそう。

言葉は母音で話し、大自然の声に一番近く、自然の声も一番に聴き取ることができる。

動植物や人の気持ちを察したり、己と同じように周りの存在も大切にできる。

地球の意識や神さまの意識に近い人種です。

 

案外、日本人自身が気づいていないかもしれない。

自己卑下してしまっている人が多いように思う。

もったいないことです。

まずは、日本人自身が、元々生まれついて持っている自分の言葉や素質、

日本のすごい良さを、このような本で確認するのはとっても大切だと思った。

 

最近、仕事で30代の英国人の方と知り合い、お話しました。

英国に帰らず、6年半と日本で仕事をし生活している方でした。

彼が5歳の時、彼のおじさんが日本旅行をして撮った写真をみて、瞬間に、「日本に行きたい」と思ったそうです。

5歳の時の夢をずっと持ち続け、日本での仕事を見つけ叶えたそうです。

そんな小さい頃に、瞬間で行きたいと魅かれるのは、不思議としかいえないと思う。

そんなふうにして、日本に魅かれている人がたくさんいる。

日本人じゃなくても、「目覚めている人」は気づいているんだなて思う。

 

 

そういえば多母さんのこの本で、

ある魂の話にでてくる「白金の魂」の人は、船井幸雄さんのことだろうなって思った。

人それぞれが持っている使命や縁を感じた。

 

色んなことの“根本”に気づきたい人にお勧めです。