なんだか魅かれ、読み出した本。
岡田多母さんの『愛しのテラ(地球)へ』。
表紙のブルーの絵が綺麗で、眺めていると穏やかに癒される。
ヒーリングアートの奈良達雄さんの絵だそうです。
この本を読んでいると、なんだか眠たくなり、寝てしまうので、一冊読むのにめずらしく時間がかかりました。
なんだろう、
多母さんのことばを理解しようとすると、意識を覚醒するよりも無意識の底にあるものを掘り起こされる。
C.G.ユングのいう、集合的無意識とよばれる部分でしょうか。
自分の中で深く眠ってあったもので理解する必要があるような。。。
個人の歴史を超え、人類の歴史や地球の歴史の根源、その『ことば』を聴きたい人におすすめです。
地球、宇宙、神、それらの成り立ちについて、その根本から。
多母さんがおっしゃるには、
1990年代に入ってから地球は再び本来の姿を取り戻そうとしている。
自然や動物、人の大きな調和の時代になる。
そういう調和の素晴らしい文明は、まず日本から始められると。
一番自然に近い調和の波長をわたしたち、
日本人はだしているそう。
言葉は母音で話し、大自然の声に一番近く、自然の声も一番に聴き取ることができる。
動植物や人の気持ちを察したり、己と同じように周りの存在も大切にできる。
地球の意識や神さまの意識に近い人種です。
案外、日本人自身が気づいていないかもしれない。
自己卑下してしまっている人が多いように思う。
もったいないことです。
まずは、日本人自身が、元々生まれついて持っている自分の言葉や素質、
日本のすごい良さを、このような本で確認するのはとっても大切だと思った。
最近、仕事で30代の英国人の方と知り合い、お話しました。
英国に帰らず、6年半と日本で仕事をし生活している方でした。
彼が5歳の時、彼のおじさんが日本旅行をして撮った写真をみて、瞬間に、「日本に行きたい」と思ったそうです。
5歳の時の夢をずっと持ち続け、日本での仕事を見つけ叶えたそうです。
そんな小さい頃に、瞬間で行きたいと魅かれるのは、不思議としかいえないと思う。
そんなふうにして、日本に魅かれている人がたくさんいる。
日本人じゃなくても、「目覚めている人」は気づいているんだなて思う。
そういえば多母さんのこの本で、
ある魂の話にでてくる「白金の魂」の人は、船井幸雄さんのことだろうなって思った。
人それぞれが持っている使命や縁を感じた。
色んなことの“根本”に気づきたい人にお勧めです。