ダーの英会話友達が参加している、合唱のコンサートへ。
今まで、オーケストラとかピアノとかフルートのコンサートはよく行くけど、合唱っていうのははじめて。
TVとかでみるとすぐに眠くなってしまうから、生で聴く合唱ってどんなものって思っていた。
行ってみると、会場は満席だった。
あれ、結構人気なのね!
50人くらいの人たちが出てきて歌っていた。年配の方々が多く男の人や女の人がそれぞれのパートを歌っている。
最初は、緊張のためか、少しまとまってなかったけれど、何曲か歌ううちに、どんどん良くなっていくのがわかる。
声の波動がよくなっていくというか。
構成するグループによって、声の味がちがうんだなーっていうのが、よくわかって、面白い。
最後は、それまでグループで歌っていた人がみんな集まって、またオペラのプロの人達も入り、
オーケストラと、総勢100人以上のひとが、音楽と声を合わせて歌っていた。
すごい迫力。
モーツアルトの『リクイエム』で、曲もよかった。
体の芯に、響きがビリビリきた。
モーツアルトって、飛ぶなー。
100人くらいのみんなの出す波動ってすごい。高いなーって実感。
昇天しちゃいそう!(なんてね)
思わず、思った。
そういえば、江原さんが、美輪さんのコンサートでは、わーっと座席から何か白いものが滝の逆のようにあがっていくのが見えるなと思ってみていたら、
観客席の人たちのついてる魂たちが浄化され、昇天していくものだったとかいっているのを以前きいた。
音楽ってそんな力が確かにあると思う。
リクイエムの曲は、モーツアルトが灰色のコートを着た死の使者のような人に、鎮魂歌を作って欲しいと頼まれて、作ったものだといわれている。
そして、作曲中に、モーツアルトはなくなったので、途中までで終っているらしい。
モーツアルト自身のリクイエムだったのかな。
でも、暗さがなくって、それよりも、波動が高く、わーっと明るくって天国に近いというか、迫力があって、壮大な感じがする。
モーツアルト、やっぱすごいね。