♪ 『 三線欲張り修行日記 』 ♪  

沖縄バンド「みいはいゆ」ちゃくらのブログです。

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『根性論の時代は終わった?!』

2018年07月13日 | フリ~日記

昼休みにアメリカンな景色?!


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「ピアノを習得するのに 根性論は必要ないんです。」



これ お笑い芸人の又吉さんのNHKの番組「ヘウレーカ!」で ピアノの上達法を科学的に研究されてる方の言葉です。

・・・・・・・

たとえば わたしの 小さい頃のピアノの練習法は…

『今から この曲を10回連続で弾く
一回でも間違えたら一からやり直し』

こんな方法で ただひたすら弾き続ける
という練習法でした。

今思えば 非効率的な練習法。
でもあの頃は 根性根性!また根性!って感じの練習が当たり前。

どれだけ弾いたか それが全てだ!
みたいな根性論が当たり前でした。

特に発表会の前になると それは更に過酷になるのです。

10回ノーミスが20回連続ノーミスまで…
と 回数を増やして ただひたすら手を動かすのみ!

考えるな!
弾け!弾き続けるんだ!

てな感じでした。


でも 今の時代 こんな根性練習はもう時代遅れなんですね。

番組でも いかに練習に対する考え方を改めていくかが大切だと話されてました。

そのために 運指を効率よく指に覚えさせるハンドロボットまで開発されてるんですって!
そのハンドロボットを手に装着すると 自分の弾きたい曲の運指の通りに指を動かせる。
その動きを身体に覚えこませ イメージすることで 技術をマスターする。


これにはビックリ!
そこまでするんだ! と驚き!



でも…

なぜ?

なぜ ここまでするの?
なんの目的があるの??

って ちょっと不思議になりません?



その研究者の方は この疑問にこう答えてました。

「技術を習得するための時間を減らすこと。
そして創造力を育てる時間を増やすこと。
これが大切なんです。」


たしかに 日本人は技術的なことは器用にこなします。
でも 情緒的だったり創造的なことが苦手…。

これは 技術を伸ばすことばかりに重点を置いてきた日本人の考え方のツケが回ってきた結果なのかもしれませんよね。


たとえば 日本のお家芸の電気製品。

今の日本製品は性能を上げることばかりに重点を置いてる気がするんです。
でも わたしたち消費者には そんなに高性能な機能は必要ないんですよね。

それよりも その製品がどうしても欲しくなるような魅力を商品から感じたいわけで…。
そして それは 日本製品が目指す複雑な高性能化とはちょっとちがう部分じゃないのかな? と思うわけで。

事実 最近 よく売れているのは見た目にもオシャレな外国製の掃除機やコーヒーメーカーなどなど…。

日本製品はどうひいき目に見てもヤボったい。
性能的にもそこまで特化するべきところもなく。

どう見ても 外国製品に押され気味。

その原因のひとつは 発想力や創造力 そしてデザイン力の部分での差が大きいことは否めない。

・・・・・・・・

また この番組を見てて 昔の「巨人の星」みたいに 根性論を競うだけの時代はもう終わったことも実感。

というのも 根性論の大きな弊害!

それは 根性は身体をイタめる!

そう!
根性は 身体にムリがかかるんです!

わたしも 三線の早弾きの練習のし過ぎで 左手の人差し指を痛めてしまい 今はテーピングをして練習してます。

だから 根性練習をなくすことで 身体は確実に楽になり そして身体の各部位の寿命も伸びるんです。


なので 長く上手に身体を使っていくためにも これからは 技術習得の訓練時間をいかに短縮していくか。

そして それによって生まれた時間を創造力の向上にむけていくことが とても大切なんだと認識したことでした。



わたしも 三線の早弾き練習のときに
「よーし! 今から10回間違えずに弾く!それまでは終わらんぞ!」

「メトロノームをもっと早くして弾くぞ!」
なんて 根性丸出しでやってたけど…。


これからは自分の考え方と練習方法を 頭を使った方法に変えなくちゃ!
と思ったことでした。



「ニャンちゃん いらっしゃい〜!」




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