先日ラジオで ある有名なバイオリニストの方が話してました。
「私はバイオリンを弾いてるんじゃありません。
自分を表現しているだけなんです。
それが バイオリンを弾いているように見えているんです。」
「うーん…深いなあ…。」
その話を聞きながら しみじみ実感。
人見知りで 口下手な私。
そんな私をいつも助けてくれてるのが 三線。
言葉では上手く話せない私の代わりに 三線がお喋りしてくれる。
私自身も 人を理解するとき 言葉よりも その人の奏でる音を聴いて その人を理解しようとしてる気がする…。
よく言うじゃないですか。
言葉はウソをつけるけど 態度はウソをつけない。
私 これにもう1つ付け加えたいんですよね。
その人の奏でる「音」もウソをつけない。
…と。
自信のない音を出す人は自信のない人に見られてしまうし 雑な音を出す人は雑な人に見られてしまう…。
だから私は 三線に対していつも正直に向き合いたいし 自分の出す音に対して責任を持ちたい。
そうしないと 本当の私が伝わらないから…。
ある日の静かな夕方に…。