★ベルの徒然なるままに★

映画、ゲーム、アニメ、小説、漫画・・・管理人ベルの、大好きな物をいっぱい集めた徒然日記です。

映画『96時間/レクイエム』

2015年01月22日 | 映画鑑賞記
昨日見て来ました、映画『96時間/レクイエム』。

今日は、その感想を♪

リーアム・ニーソン演じる、家族を守るために闘う元CIA凄腕捜査官ブライアン・ミルズのシリーズ。
『96時間』、『96時間 リベンジ』に続く、シリーズ第三弾にして最終章。

今作でも、娘を守るために超人的な闘いっぷりを見せるブライアンです。


■映画『96時間/レクイエム』予告編



元CIA秘密工作員のブライアン・ミルズは、ロサンゼルスに戻り、娘キムや元妻レノーアと会ったりと、平穏な日々を送っていました。

元妻レノーアは、現在の夫と上手く行っておらず、離婚を考えているとのこと。

そして、離婚の事が片付いたら、その時は・・・と、復縁の兆しも見えて来たブライアンとレノーアでもあります。

2人にとって、ちょっと明るい未来が見えて来た、その矢先・・・。

ブライアンが帰宅すると、彼のベッドで刺殺体となったレノーアが!

そして、そこに踏み込む警察官達。

元妻殺害の容疑者にされてしまうブライアン。

自分の無実を証明するため、レノーアを殺した犯人を見つけるため、そして一人残された娘を守るため、ブライアンは警察官を振り切って逃亡。

見えない敵と一人で闘うのでした。




凄く面白かったです!!!

これぞ、洋画のアクション&サスペンスと言った感じかなp(^^)q

最初から最後まで、息つく暇もないくらいのアクション、アクション、アクションで。

リーアム・ニーソン、カッコイイです!!

もうね、いくら元CIAの凄腕とはいえ、とことん無敵過ぎなのです。
ラストのラスボス戦(違)で、少し手間取っていた感じでしたが、それにしても、圧倒的な強さ。
あまりに強すぎて、ツッコミたくなるのですが、いやいや、いやいや。
こういう作品では、主人公が無敵の強さ&不屈の精神なのが見ていて気持ち良いから良いのです!

なので、最初から最後まで、とても楽しめました。



さて。

今回は、いきなり冒頭から大ピンチなブライアンです。

ストーリーがストーリーなだけに、ちょっと前シリーズとは違った異色な雰囲気もありました。

なんと言っても、せっかく、良いカンジになって来た元妻レノーアが、冒頭で殺されちゃうのですものね(>_<)
しかも、ブライアンの家のブライアンのベッドの上で、刺殺体となって発見され。

ブライアンが帰宅したタイミングで、「通報があった」と警官たちは踏み込んでくるし。

もう、いかにもハメられた・・・って感じです。



でも、レノーアが死んじゃうのは、ショッキングだったなぁ。

いや、もちろん、予告編でさんざん見たので、予め知ってはいたのですが。

それでも、最初のシーンで、2人が良い雰囲気になっていただけにね。。。。
悲しかったですよ~。

この二人には、もう一度、夫婦としてやり直して欲しかったなぁ。

それに、もう、このシリーズもこれでお終いなんだと思うと、寂しくもありましたし、ね。



で。

警察から逃亡し、一人で調査を進めていく訳ですが。

四面楚歌の状況で、頭脳と戦闘能力を駆使して、娘を守ろうとしたり、犯人を追ったり。

そして、二転三転する犯人像。
でも、これは、最初から読めちゃってましたです。

だって、冒頭のシーンで、ブライアンの家を訪ねて来たあの人。
めっちゃ挙動不審でしたもんね。

なので、ラスト、ロシア人のボスを倒し、真相が分かった時も驚きはしませんでした。

飛行機に車で体当たりのシーンはビックリでしたが!



所で・・・。
今作は、あまり「96時間」というタイトルとは関係なかった気もします。

何が96時間だったのだろう。

そういえば、警察のボスに、

「俺は無実だ。あと2日で証明して見せる」

って電話するシーンがありましたが。

ということは、やっぱり、事件が起きて、解決までが4日間だったってコトかしらね?



今回のブライアンは、ただただ「逃亡者」。

時に警察と闘ったり、はたまた、レノーアを殺した謎の組織からも命を狙われたり。

そんな中で、自ら状況を打破し、真相に辿り着いていくのが凄い!

カーアクションシーンも、銃でのバトルシーンも、多かったと思いますが、とにかくテンポよくストーリーが進んで面白かったです。



それにしても。

レノーアが殺されてしまったり、また、娘のキムにも新たな生活が始まったりで、どことなく寂しさを感じる結末ではありました。

しんみりとしたラストになっちゃったけど、シリーズ最終章だから、これはこれで良いのかな。

前シリーズを見てる者としては、そういうしんみり感というか、ラストの寂しさはありましたが。でもでも、ストーリー自体は、最後の最後まで気が抜けないアクションとサスペンスでエンターテイメント性も強く、とても面白かったです。