★ベルの徒然なるままに★

映画、ゲーム、アニメ、小説、漫画・・・管理人ベルの、大好きな物をいっぱい集めた徒然日記です。

映画『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』

2010年01月14日 | 映画鑑賞記
昨日、ケータイからも投稿しましたが、映画『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』を見てきました~。

という訳で、感想を。

・・・と言っても。
昨日の日記に書きましたとおり、私、オリジナルの『ヤマト』を全然知らないのですよ。
大体のあらすじ(という程でもないのですが)的には、宇宙戦艦ヤマトが地球を守るために、命を賭けて戦うお話・・・というのと、主人公などメインの登場人物を知ってるくらいかな。

しかも、今回の映画はリメイクでもない・・・というのに、なぜ見たのか・・・というと。
昨日も書きましたとおり、一ヶ月間映画見放題フリーパスがある、というのと、好きな声優さんがご出演なさるから、という、この2点で(^^)b
純粋なヤマトファンの方々・・・申し訳ありませんm(__)m

んで。
原作『ヤマト』を知らないので、今回の映画に関しては、評価も何も無いのですが・・・A^^;;
まあ、この作品「単体」として見た感想を簡単に。


舞台は、西暦2220年。
オリジナルの『ヤマト』の時から、17年後のお話。
超巨大な移動性ブラックホールが地球に迫ってきつつあり、どうやっても、回避する方法がなく・・・。
やむを得ず、地球人達は、地球を捨て、他の恒星系へと移民をすることを決断。
地球連邦政府が移民船団を組織。
でも、移民先への移動中、異星人の大艦隊に攻撃され、移民船団は壊滅・・・。

地球連邦政府は、謎の大艦隊から移民船団を守り、無事、地球人が移民出来るよう、手配を進めます。
そして、移民船の護衛艦隊として、17年の眠りから「ヤマト」を使用することに。その新生ヤマトの艦長として、古代進が任命されます。

こうして、古代は、17年ぶりにヤマトに乗り込み、地球人を守るため戦うのでした。


私は、元々のオリジナル・ヤマトを知らないので、これはこれで、単体の作品として、楽しめました。
・・・が、要所要所にツッコミ所や、ご都合主義的なストーリー展開があったのは、少々気になったかな・・・。

とはいえ、フリーパスで見させていただいているので、文句は言いません(笑)

っていうか!

ヤマトって、元々は、地球を守るための船・・・かつては、地球を守るために、身を挺して戦った船ですよね?
その伝説のヤマトが必死に守った地球を・・・今回のストーリーでは、あっさり、捨てて移住するんかい!?
・・・と真っ先に思ったですA^^;;

まあ、結果的には、地球は守られる訳ですが・・・でも、冒頭から、地球を捨てて移民するお話って・・・・。なんか、いきなり、かつてのヤマトの功績を否定しているようなストーリーだなぁ~と。

なもんで。
私はオリジナルを知らないから良いけど、オリジナルの大ファンの方は、いきなり、こういう設定のストーリーって、納得いかなかったのじゃないかなぁ~と思ってしまいましたです。

そして、全体的に、『マクロスF』っく感じたのは、私だけ???

移民船団とか、その移民船を襲う謎の異星人の艦隊とか、移民船団の護衛艦とか・・・。
すっごく、『マクロスF』と被ったのですが。

そして、戦闘シーンで、クラシック音楽が流れるところも・・・。
『マクロスF』では、戦闘シーンで、必ず歌姫の歌が流れてて、それは、ちゃんと意味のあることなので、違和感なく、寧ろ、感動的なのですが。
『ヤマト』では、意味不明にクラシック・・・。ベートーヴェンのピアノソナタ『月光』の第三楽章とか流れてなかったっすか??
戦闘シーンと合ってなかったような・・・。それなら、普通に、戦闘シーンの音楽を作曲してあてた方が・・・・。

その他にも、敵がヤマトの戦いぶりに敬意を表して撤退したり、大村さんが特攻隊しちゃったりとか・・・気になったです。
また、ラスト、古代の娘、美雪が乗った飛行機が墜落して・・・。
古代がそれを助けにいくのですが・・・。
美雪が乗っていた飛行機には、他にも、彼女の同僚さんがたくさん乗っていたはず・・・なのに・・・古代の飛行機には、美雪しか乗ってなかった!?
他の人は!? 墜落で亡くなったのですか???? そこら辺が、言及されていなかったので、細かいことかも知れませんが、「娘しか助けんのかい!?」とは思ったけど・・・A^^;;


と。
オリジナルを知らなくて、単体として作品を見たときに、以上の気になる点というか、ツッコミ所はありましたです。

が、宇宙戦闘物としては、面白かったかなぁ~と。

新生ヤマトのメカニックとか、凄くって。
メカ好きなので、そのCGや、波動砲発射シーンは、楽しめましたです。

ストーリーも、簡単で分かり易くって。
オリジナルを知らなくても、単体で楽しめる作りになっていたと思います。

そして、オリジナルでは登場しない、若手乗組員たちも魅力溢れるキャラクターでした。

っていうか!
もうね、私、新キャラ、上条目当てで見たと言っても過言ではないので(*><*)
冒頭のシーンから、上条、大活躍で、大満足でした~~~っ。

そう☆
昨日の日記にも書きましたが、新キャラ。
新生ヤマトの乗組員・上条了って、伊藤健太郎さんがお声を担当していらっしゃるのです(*><*)
イトケンさん・・・、そう、『純情エゴイスト』で、上條弘樹を演じられている御方です。
しかも、名前が、同じ。

もう、「打て、上条!!」とかいう台詞がある度に、私の中では、戦うヒロさんが思い浮かんでしょうがなかったです~(笑)

っていうか、新しい乗組員の中では、上条って、すごく活躍していた熱いキャラクターでして。
大好きな伊藤健太郎さんのお声を、映画館で堪能できた・・・。
これだけで、わたし的には、大満足でありました!

エンドロールでも、主人公・古代進の山寺さんの次に、イトケンさんの名前が出てきてて。嬉しかったですね♪

最終的には、ブラックホールも退治出来て、めでたしめでたしな訳ですが。
ラスト、皆が地球を旅立つ際、口々に、地球へのお礼を言ってるのですよね。
「地球、忘れないよ」、「今までありがとう」
って。
地球を捨てる段になって、皆、始めて、地球のありがたさが分かった。
このシーンは、現代の環境破壊への示唆もあるのではないかなぁ~という、メッセージを感じましたです。

で。
全体的に、ハッピーエンドはエンドなのですが・・・。

帽子だけ残して、消えた、雪さんの消息は????????????


メインキャラなのに、最後まで、消息不明・・・。

でも、エンドロール後に、「第1部・完」と出たので。

もしかして、これって、続き物?
今、流行の三部作とかですか?

ということは、雪さんの消息は、続編で明かされるのですかね???


・・・・・という感じで、感想です。
イトケンさんボイスを目一杯満喫した映画でした♪←そこかい!?