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★ベルの徒然なるままに★

映画、ゲーム、アニメ、小説、漫画・・・管理人ベルの、大好きな物をいっぱい集めた徒然日記です。

PC版『咎狗の血』nエンド(今更ですがA^^;;)

2009年02月12日 | ゲーム・アニメ萌え語り
すっごく今更~~~な感じなのですが。
っていうか、クリアしたの、2008年の11月だか12月だかの時期なのですが。
nルートエンドの感想だけ、レポしていなかったなぁというのを思い出しまして。
いや、私、いつも、プレイ記とか書き始める癖に、大抵、最後まで書けない(だんだんレポよりゲームに夢中になってくるから・笑)なぁと反省していたところだったので。
今更になってしまいましたが、PC版『咎狗の血』nエンドの感想を。

つか、連日、BLゲーとかBLアニメとか、乙女ゲーとか、ギャルゲーな話題が出てくる私のブログって、ど~よ?って感じですが。

まあ、私が楽しいから、いっか☆

さてさてさてさて。
nルート。
私が最初にプレイしたPS2版と、Hシーンの有無以外は、全く一緒だったと思います~。
nルートの後日談、PS2の時から好きなのですよね。
黒髪nサマ。格好いい(//▽//)
っていうか、トシマにいたときの、半分惚けたような、木の皮や袋のままソリドとか食べちゃいそうな、なぞなぞ・・・いや、謎かけトークが好きな彼とは、別人のようだなぁ~と、毎回毎回、感心してしまうのですよね。
でも、nエンドは好きです。
あのnがちゃんと人間らしくなれたことも嬉しいですが、なんというか、トシマにいるときは繊細でガラス細工のようだったnが、黒髪版になると、なんか、ワイルド・ガイな感じになってませんか?
そのギャップも、ステキです~。

とはいえ、いつまで、逃亡生活が続くのかな・・・と思うと、切ないです。
早く、アキラと二人、落ち着いた生活が出来るようになるといいのになぁ~。

そうそう。
どうでも良いけど、nの本名って、結局何だったのかしらね?
わたし的には、勝手に、「ニコル」なのかな~と思っていたのですが・・・違うのかな。
だって、ニコル・ウイルスとか、プロジェクト・ニコルって・・・たしか、プロトタイプがnですよね。だから、nとかニコルとかって、彼の名前から取ったのかな~と思ったりしていたのですが。「ニコル」って、なんか、違う意味でしたっけ?? う~ん、ちょっと記憶曖昧。

あっ、PS2版には当然ですが無かった、n×アキラのHシーン。
少し唐突に始まった気もしましたが、でも、萌えたからOK! むしろ、無問題。
nはああやって、うつろな日々の中、何かを求めてて・・・やっとアキラという存在に会えたんだろうな・・・って。
ずっと孤独の中にいたんだろうな。温もりとか全然知らなかったんだろうなって思うと、切なかったです。
そして、アキラも、そんなnの気持ちが理解できたんだろうなぁって。

そういえば、どーでも良い話だけど、よくよくよよ~く考えてみたら、アキラって、大抵、痛い目に遭ってるというか・・・ぶっちゃけ襲われてません?爆
源泉から以外は。
いや、リンとの場合は、アキラ攻めなので、この際置いておいて。
源泉とは、準備万端(ヤメレ)でgo!って感じですが。

ケイスケは、最初、クロスケの時にドライバー事件(!)発生で襲われるし。
nも、最初、結構強引な感じだったし。
シキは・・・・・・・・・。言うに及ばずなので、何も語りません・笑

アキラ・・・大変だったねぇ・・・A^^;;(違)
でも、さすが、源泉さんはオトナというか・笑

と。
脱線しましたが。

PC版をプレイし始めて、色々なルートは繰り返し楽しんでいたのですが、nルートだけは、なかなか手つかずで、後回し気味でした。
別にnルートが嫌いとかそういう意味では無くって。色々とストーリーの本筋が解るルートで面白いのですが。
ですが。
nエンドでは、ケイスケの哀しい最期がもれなく付いてくるので。
それが哀しくて、ついつい後回しになっていました。

アキラをかばって撃たれ、アキラの腕の中で倒れるケイスケ、そして、号泣するアキラのスチルは、何回見ても、泣けます(TT)
せっかく、ラインが抜けたのに・・・ケイスケ・・・。

でも。
あのケイスケの死があって、そして、それに哀しむアキラの姿があって。
そういう色々な要素が、人形のようだったnの心と体に変化をもたらしたのかな・・・とも思えます。

多分、もともと人間は、戦争なんて望んでいなかったはず。でも、それが、ほんの一部の人間の利己的欲求で、大きな大戦が引き起こされ・・・結局、被害者は、人類全員なんだと思うのですよね。
家族を失った源泉も然りですし、被検体となったアキラやケイスケ、その他の子供達も然り。シキやリンだって、戦時下・戦後というご時世でなかったら、仲良く普通の兄弟でいられたかもしれない。
そして狗(カウ)みたいに親に虐待され捨てられた子供達はもちろん、本来の親から引き離されたたくさんの子供達。子供から引き離された親たち。
そんな中、それでも、新しい家族としてやっていこう、ささやかな幸せを築こうとしているのに悲劇に見舞われる猛なども然り。
皆が不幸に、被害者になっていった第三次大戦ですが、やっぱり、一番の被害者・・・まあ、哀しみや辛さに優劣はないのでしょうが・・・はnかなぁと思います。
生きる殺戮兵器としての存在価値。

PS2でも同じスチルがありましたが、戦場に無表情で佇むn。また、研究所で頭にいろいろなチューブを付けられ、モルモットのように扱われていたn。
その空虚な瞳が切なかったです。
で。
私の想像ですが、もしかしたら、そんな実験体としての辛い日々の中、nが唯一心を許せたのがエマだったのじゃないかな~と。
nが暴走するきっかけとなった、他の研究員達の下世話な想像がどこまで当たっているのか解りませんが。
でも、nはエマに心を開いて信じていたのではないかなぁ~と思うのですよね。
それは、恋愛だったのかもしれませんし、母親に求めるような愛情だったのかもしれませんし、姉に対するような思慕だったのかもしれませんし・・・。そして、エマの方も、プロジェクトの研究対象という以外に、nに対して、憐れみや後ろめたさ、申し訳なさ、愛しさ、そしてそれらの感情を越えて「人間」としてnを見ていたのではないかなぁ~と。
もし、nが暴走するようなことがなく、いつまでもエマの傍にいられたら。
それは、もちろん、nにとっても、他のn候補の子供達にとっても不幸なことだったでしょうが、それでも、nは完全な絶望には陥らなかったのでは・・・とも思います。
あそこまで無機質になってしまったnは、一体、どれだけの絶望を味わってきたのか・・・。
だからこそ、クリア後は、普通に幸せに生きて欲しいなぁ~と思うのですが。
やはり、その「血」からは逃れられないのは、気の毒に思えましたです(><)っ
でもでも、共に歩くアキラという存在が出来たこと、それが、幸せだったらいいなぁ~と。
nルートのお話は好きですね(^^)b ケイスケの最期だけは胸が痛みますが。

全てのキャラの中で、一番プロジェクトの被害者というか、一番闇の部分に居て。
だからこそ、ゲームの世界観というか、咎狗世界で描く物が、とてもよく分かるというか。

因みに。
nルートで完全クリア。
ご褒美スチルも開いたのですが・・・。
再度、ケイスケ、ハッピーエンドをプレイしたのは言うまでもありません。
だって~、あのままケイスケを死なせておくのは心苦しくてA^^;;

そんな訳で、ちょっと遅くなって、今更な感じですが、『咎狗の血』、nルートの感想でした~~~~~。