『月の欠片』

『月の欠片』 浮穴みみ 著(祥伝社) 　わたしのオススメ作家さんのお一人、浮穴みみさんの新刊です。 　はー……切なかった……読み終えてしばらく、涙ぐんでグスグスしてました。 　明治維新後の、まだ旧幕時代がそこここに残っていてでも世の中はめまぐるしく変わっていくその時代。 　明治時代からを「近代」というなら、この混沌の時代の物語は、時代小説なのか近代小説なのかどっちなんでしょう。 　魅力的なキャラクタと、切なくて胸に迫る物語で一気読みでした。 . . . 本文を読む

情報ふたつ

んーと、ついったではとうに拡散してたんですが、このブログで検索かけてもヒットしないってことは、わたしこの情報をココに書くの忘れてたんですね(汗) 有栖川先生の、『幻坂』が来月、NHKのラジオ番組〈青春アドベンチャー〉でオーディオドラマ化されます！ 幻坂(全10回)/NHKオーディオドラマ 昨年9月の、幻坂ツアーレポの最後に、「幻坂について新情報がありますよー」と書いたのはコレでした。まだオフレ . . . 本文を読む

『日本探偵小説全集5 浜尾四郎集』

『日本探偵小説全集5 浜尾四郎集』 浜尾四郎 著(創元推理文庫) 　最近このブログで浜尾浜尾と書いてますが、これは浜尾さん違いです(笑) 　戦前、というか明治29年、男爵家の四男としてのお生まれという貴族様で、検事から弁護士ののちに探偵小説作家になったかたです。 　お名前だけは知ってたんですけどねえ、なかなか読むタイミングが……。 　いや、すごいですよ、法律的探偵小説ってそのとおりだった。そして面白かった！ . . . 本文を読む

猫の日すぺしゃる2014

……ってももう似たような写真か、何度も何度も使った使いまわしのばっかりなんですけど(汗) ま、猫ズは毎日同じような日々が続くことが一番の幸せなので、毎日毎日事件ばっかりでは落ち着けません★ ということで変わり映えしないけど、見てやってくださいな。 もふもふ楓。 今ではこんなんですが、仔猫の頃は、 会心の一枚だと今でも思うですこれ。 この頃から相方らぶ。パパの肩に乗っておねむ。 ヌ . . . 本文を読む

光

オリンピックの女子フィギュアスケート・フリーで寝不足のかた多数と思われますが、SP直後の日本中ショック状態から一転、感動の渦で咽び泣いた日本の深夜でしたよね。 実はわたし、リアルタイムでフィギュア観ると、ほぼ100%の確率で日本選手が転倒してしょんぼりする、というジンクスがありまして。 もちろん、そんなもの大舞台で戦ってる選手の人たちに関係するわけはないんですけど、やっぱり験を担ぐというか、我 . . . 本文を読む

第14回本ミス大賞候補作

今頃になりましたが、本ミス大賞の候補作品が発表されましたねー。 １４回「本格ミステリ大賞」候補作決定 【小説部門】 『教場』長岡弘樹（小学館） 『水族館の殺人』青崎有吾（東京創元社） 『スノーホワイト　名探偵三途川理と少女の鏡は千の目を持つ』森川智喜（講談社） 『ノックス・マシン』法月綸太郎（角川書店） 『螺旋の底』深木章子（原書房） 【評論・研究部門】 『エラリー・クイーンの騎士たち』飯 . . . 本文を読む

雨水

春が近くなってきたよ、という二十四節気の雨水ですが、そんな悠長なこと言うとらんでとっとと春来やがれ！ ってことで、姫様のまわりだけでも春にしました。 カラフルで、桃も入ってて、なかなか春っぽいでしょ♪ ……ただ、この桃の枝に若猫ズが噛付かないか、それだけが心配★ そうそう、てくてく歩いてお花屋さんに行って、帰り道、よそ様のお宅ですが紅梅がちらほら咲いてたので撮らせてもらってきました . . . 本文を読む

猫たちは春の気配。

長年連れ添ったじーちゃんばーちゃんのような、坊ちゃんズの写真です。ピンボケですみません撮影者の腕が悪いんです猫は悪くないんですごめんよ坊ちゃんズ。 ……なんというか……何とも言えない脱力感に見舞われるのはわたしだけでしょうか……。 楓を撫でると、抜け毛が少しずつ増えてきました。うあー、楓から毛が抜け出すと春が近くなったなーとか春が来たなあとか思うんですよー。 ま　だ　抜　く　な　！ 冬　は . . . 本文を読む

映画『僕たちの高原ホテル』感想

映画『僕たちの高原ホテル』 　昨年秋、レイトショーの公開当時観に行かなかったことを激しく後悔したので、DVD買いました。オーディオコメンタリーも聞きたかったし。 　ちなみにこれはBLじゃないです誰でも普通に観られます(笑) 　まおくんこと浜尾くんと渡辺大ちゃんのゴールデンコンビと、横井組の再タッグは、タクミくんシリーズファンにとっても嬉しかった。 　ハリウッド映画とか、邦画での超大作！といわれるような派手さはないですが、心が晴れ晴れとしてくるいい映画でした。 . . . 本文を読む

ホワイトバレンタインて何なの…

相方とらでぃっしゅの配送のお兄さんと実家の父親にはお店で売ってる可愛らしいチョコレイトを買いまして。 わたしは、わたしが食べたいので自分用につくりました。オランジェット。ここ数年は毎年コレですね。 ウチの冷蔵庫にストックしてたチョコがビターでないのは分かってたけどせめてスイートくらいだろうと思ってたら、ほとんどミルクだった……。 オランジェットにはビターがいいんですが……。 写真のは、わり . . . 本文を読む