夕暮菜日記

私的日記、教育、社会、音楽、等々について

山本太郎著『ひとり舞台』

2012年02月15日 02時05分09秒 | 読書
3時間ほどで読了。
山本太郎氏、格好良過ぎです。
原発に反対すること、推進の立場をとること、無関心でいること、どれも、個人の生き方の根幹に関わるのだと、あらためて大納得。

山本太郎は玄海原発再稼働に反対するため、佐賀県庁に赴いたことがある。
その行動を、佐賀地検に告発した者がいる。
この告発自体、まったく意味不明なものなのである。
(ちなみに告発した在京都の本人は「名前は出して欲しくない」らしい。なんとも無責任な話だ。)
告発があった以上、検事は動かなければならないのかな?
その検事にたいする声明文が終盤に採録されている。
これが感動的。
人が人として生きることの意味を考えざるをえない名文。
一部抜粋。
『原発再稼働問題は、命の問題です。原発再稼働に反対することは、子供たちの命と未来を守るための意思表明であり、人類として必要なことです。』
必読です。

ひとり舞台 脱原発-闘う役者の真実-
クリエーター情報なし
集英社

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