夕暮菜日記

私的日記、教育、社会、音楽、等々について

『ガラスの仮面 46』

2010年11月08日 02時53分48秒 | 読書
やっぱり、目の障害は姫川亜弓が成長するたのきっかけだったんだ。
46巻を読んで、私は諸星大二郎のあの作品を思い出した。
詩織のドロドロはともかくとして、、、、
感覚を奪われることが、なぜ成長につながるのか、
感覚が正常に機能することが成長を妨げることがある、
と、いうようなことに興味を持たれた方は、47巻の前に是非、次のマンガを読んでみて欲しい。
きっと、ガラスの仮面をより楽しめるはずだ。

無面目・太公望伝 (潮漫画文庫)
諸星 大二郎
潮出版社

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この本に収録されている二篇のうち、『無面目』。
中国の山奥で『すべてを悟ったまま瞑想を続ける神様』が主人公。
この神様は顔に目も鼻も耳もない、ノッペラボウであったため『無面目』と呼ばれていた。
ところがある日、人間がいたずらで無面目に顔を描いてしまう。
描かれた目は本物の目として機能しはじめ、無面目は、はじめて世界を見ることになる、、、、そして、、、、

目の見えていた姫川亜弓とは、逆のコースをたどるということ。
47巻の前にぜひ。

そして47巻、早くよこせ!!


ガラスの仮面 46 (花とゆめCOMICS)
美内 すずえ
白泉社

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