みどり屋のブログ

空の写真と手作り小物

ひまわり

2017-07-12 07:26:01 | 日記
ひまわり

ちょっと前にとある友人が、結婚式のメインに選ぶほどひまわりが好きだと聞いて、彼女のイメージからするとチューリップかなんかが好きそうだと勝手に思い込んで、びっくりした自分にびっくりした覚えがあります。

私は諸事情により、大きな声でひまわりが大好きとはあまり言いたくないのですが、花は嫌いではありません。
どちらかというと枯れた花とか種の方がフォトジェニックで好きかもしれませんが。

それはともかく、私があの花をみていつも思い出すのは「勝ち取った感」なのです。

小学校2年の夏休前、ちょうど今時分のことだと思います。
夏休み前に学校で育てているひまわりを、五人(くらい)の生徒にあげましょう、と担任がいいまして。
希望者は結構いたのです。クラスには30人ちょいの子供がいたと思うのですが、半数以上が欲しがったと思います。

結局、アミダかくじ引きで持ち帰る人を決めたので、わりとクジ運のいい私はまんまと持ち帰ることができました。

今ではまっったく理解できませんが、あの時私は、その勝負に全力で勝ちたかった。(いったいどこで全力をだすんだよ、というくじ引きで決まる勝負なんですが)

なんでまたそんなにあのひまわりが、欲しかったのか。
それはたぶん勝ち取った瞬間にさえ、もうわからなくなっていたとは思いますが!タイムマシンがあったなら、ぜひ自分に聞いてみたい案件の一つです。

ひまわりのあの太いざらざらした茎。
そして自分の背よりも高い背丈。抱えると頭の上の方で揺れてる顔より大きな花は相当に重くて。
(ちなみに切り花ではなく、移植なので、根っことたっぷりの土がついたものです)

花真っ盛りの時期に突然掘り起こされて、小学生の足で20分かそこらかかる自宅まで、引きずられたひまわりが、果たして無事に庭に定着できたのか。

そこんとこはまっったく記憶にございません。

しかしこの季節に見上げるようなひまわりを見るたびに、あの時の勝ち誇った気分が蘇るのです。

ということで、退屈してるかもしれない君にこの勝利の花を贈ります。

来年は、満開の花畑をひまわり好きな彼女と一緒に見に行こうね!