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ドイツ駐在の日々から日本での小さな日々まで

城攻め ~再びヴェルサイユ編~

2011-06-18 16:48:00 | おでかけ:おしろ

mich両親を連れてのパリ旅行。
やはりヴェルサイユ宮殿は外せない。
前回の経験を元に
電車で行く手間や治安や負担を考え、
今回は日帰りバスツアーを申し込んでみた。

午後1時20分集合のツアーだったのだが
午前中目一杯観光していたので昼食を取る暇がなくなり
街角でケバブを買い、バスの中で食べる作戦に。
ところが「バスの中は飲食禁止です」のつれない注意が。
空腹のまま宮殿へ到着。


相変わらず入り口前には長蛇の列。
「じゃあ、ここで並んでてください。」


へ?並ぶの??

ツアーって団体客扱いもしくは優先的に入れるものだとばかり思ってたけど
一般客と同じ扱いですか・・・。


妙にテンパり始めたガイドさん、
「この調子だといつ入場できるかわからないので先にトリアノン行きます!」

お願い、前向いたまま喋らないで。
最後尾にいる私達に全然聞こえないから。



トリアノン入場口も結構な列。
ここではなんとか交渉して優先的に入れたのだが

事前に聞いてたスケジュールだと
トリアノンは自由散策のはず。
なのにずっと先導していくガイドさん。
いろいろ説明してくれてはいるのだが
なんせ前を向いたまま喋るもんだから何言ってるかわかんない。
昼食おあずけをくらったままのmichnahe
だんだんイライライライラ。

「すみません!もう自由行動ってことでいいんですかァ?」


ようやく解放してもらい、まずは腹ごしらえ。
フランスのケバブ、ドイツのよりも美味しかった。






農場をぶらつき、プチトリアノン見学をしようと戻ると
同じツアーの参加者から
「集合時間15分早まったって知ってます?」

おいおいおい・・・聞いてねーよ。
この方達と会わなかったらどうするつもりだったのさ?

トイレも行かなきゃならないしで
慌てて見学したプチトリアノン。
全く記憶に残ってないし


そうしてまた宮殿へ。




さらに長い列になってるんですが・・・。

うちらが庭に行ってる間、誰かを立たせとくとかできなかったわけ?
結局1時間、ここに時間を費やす。


なんでもバスの運転手がこのあとまだ仕事があるから
帰りの時間は延ばせない。
誰かと電話で相談し続けるガイドさんだが
自分の時計もってないし、「携帯の電池が少ない」とか言ってるし。
そのグダグダぶりにみんな苦笑。

そして「45分で戻ってきてください。そしたらバスで帰れます。
遅れた人は電車かタクシーで帰ってもらいます。
大急ぎで周れば45分で見られます。」
なんとも強引な決断を。

いやいや、電車に乗せたくなくてこのツアーにしたんだから
電車で帰れと言われても納得できないわよ。
「こんなに混んでるのは初めて」なんて言ってたけど
naheが前回来た時だってかなりの列だったわよ。
そのくらい想定しておきなさいよ


やっと入れた宮殿内だが
当然中もラッシュアワー。



バスで帰るか、タクシーを要求するか
意志合わせもしないまま
人混みに飲まれて両親とはぐれたので
まずは早く周らなくてはと、とにかく前へ前へ。
人をかきわけるのに必死で
ちっとも見学してる気分にならない。



それでもやっぱり豪華だったわ。


出口でようやく両親と合流。
慌ててバスに乗り込む。
こんなんなら個人で来てゆっくり見た方がよかったわ。

michnaheは2度目だったからいいけれど
両親にはほんと申し訳ないことをした。





写真を撮る暇も殆どなく。

最悪だったわ、このツアー。
欧州各国3連休で混んでいるのはしょうがないが
ガイドさんのフォローがなってない。


城の記憶よりも対応のまずさばかりが印象に残った
残念な城攻めになってしまった。















 



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