トイチニッキ

旧ドイツニッキ
ドイツ駐在の日々から日本での小さな日々まで

台湾食旅行 vol.1

2012-10-08 00:54:12 | おしょくじ

今、台湾にいます。
ドイツ帰国以来、初めての海外旅行です。


「え?なんで台湾?ヨーロッパじゃないの??」
ええ、naheも思いましたよ。
ドイツなんて贅沢は言わないわ。
でもせめてパリでもウラジオストクでも
とにかく再びユーラシア大陸に行きたかったのに。

ところが以前に台湾へ出張に行ったことのあるmichさんが
「どうしても一度naheを連れて行きたい。
そしてどんなに台湾が臭いか、台湾料理がまずいか教えたい。」
と強く言うものですから。

と、いうわけでほとんど興味も情熱もないまま
台湾へやってきました。
まあ気になるのは、その台湾の料理くらいかしら。


ってことでまずは食べた料理の記録を載せたいと思います。
味の記憶を忘れないうちに。
日本に帰ったら更新する間もないしね。



初日の夜はmichの仕事仲間との会食。
連れられて行ったのは



山の上にあるレストラン?
なんとか農園と店の看板には書かれておりました。
古い石造りの民家?みたいな所を使っております。
そんな山奥にあるのに、結構客は入っていたので
きっと美味しいと評判のお店なのでしょう。




これがなくては始まらない。
台湾ビールは予想通りあっさり系。



いきなり麺から来ましたよ。
麺は冷麦みたいな感じ。
スープは醤油ベースで普通に美味しい。

奥のはエビの唐揚げ。
唐辛子と八角?が乗っていてちょっとスパイシー。
この八角?が苦手と思われるmichは
「あ゛~、これだよぉ~」と早くもくじけ気味。



手前はマッシュルームの天ぷらみたいの。
まあ、普通に食べられる。

左はチキンときゅうりの炒め物。
きゅうりって炒めても結構おいしいのね。




イカの生姜煮。
日本でも、自分で作っても食べられそうな味。


そしてこの日のメインディッシュ。
臭豆腐。

これがいかに臭いかまずいかを
naheはさんざんmichから聞いていたのだ。
台湾人もそれを知って面白がって頼んでくれた。



こんにゃくみたいな色の物体は豚の血入り豆腐で
白いのはホルモンらしい。
その下にあの臭豆腐が隠れている。

もうこの状態からmichは
「うげー、この臭いだよ」と
テンションダダ下がり。
naheが最初に箸をつける。

おお、独特の臭いだね。
この旅に向けて一応予習をと
「おにぎりあたためますか 台湾編」を見てきたんだけどさ、
そこで大泉洋が「足の臭い」と表現していたけどさ、
それとは違う気がするけれど、とにかくいい匂いではないね。

食感は焼き豆腐みたいな感じ。
味もこれまた独特だわ。
臭いが口の中に充満するね。

なんだろう?この味わい。
どこかで味わったことのあるような・・・。
でもそれは食べ物ではないような・・・。

michはもう一口でギブ。
naheは決して美味しいとは思えないけれど食べれるって感じ。
一緒に入っているモツは美味しいし。
スープに臭豆腐の味が染みてなければガツガツいけるよ。


うちらの様子を見ていた台湾人は
「えー、美味しいのにー」って感じで
ご飯にのっけてむしゃむしゃ食べてた。
「日本の納豆の方が臭くてダメ」だって。
いやはや文化の違いってすごいわね。


ここで食べた料理は
日本で食べる中華料理とはちょっと違って
たぶん八角か五香粉の印象が強く
michにはやっぱりきつかったよう。
それでも「前よりは食べられる」とのこと。

食べ物と酒に関しては順応性がとても優れているnaheは
ほぼ問題なし。
でも臭豆腐はもう食べなくていいかな。

 

 






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