アメリカ糖尿病協会のHP、ご参照下さい。
http://www.diabetesforecast.org/2015/sep-oct/people-to-know-2015-4.html?utm_source=Facebook&utm_medium=Post&utm_content=101715-DF-McGraw&utm_campaign=DF
現在、慢性腎臓病患者用eラーニング教材「腎臓ケアeラーニング講座」を開発しております。この教材は、慢性腎臓病の進展防止に必要な生活習慣の改善と、服薬・外来受診を継続実施するための"方法やコツ"について、患者さんが独学するのを支援していきます。平成26年度春にインターネットで公開する予定ですので、どうぞご期待ください。
研究代表者:群馬県立県民健康科学大学看護学部看護学科 高橋さつき
透析看護のうちでも、災害時の看護について質問をいただきました。
透析室の看護師の方で、「掲示板」に書き込みをいただいた質問です。
群馬県腎不全看護セミナー
http://gunmajinns.web.fc2.com/index.html のメンバーから回答をもらいましたので、upします。
質問数が多いので、前回と今回の2回に分けてupしますね。
Q7 緊急回収後の針は、抜いていますか。
A看護師:基本的に抜針します。ただし、人工血管は滅菌操作を必要とするので、キャップをつけて針は抜きません。
B看護師:場合によりますが、各地震の報告より針を抜かずに逃げた場合、後で針を抜いてくれる人が必要となるため、基本抜きますが、火災の場合はこれに限りません。
Q8 震災時の患者に連絡するときのネットワークは、どうしていますか。
A看護師:これは、当院でも今抱えている課題です。
B看護師:個人に透析条件などのカードを持たせる。患者より何とかして病院に連絡いれてもらうように指導しているが、これは今後も検討課題。遠隔透析が必要な場合はD県の場合、2名の医師が中心になったネットワークがあったはず。そこから「透析医学会」に連絡をするような運びになっていたと記憶してます。これはシュミレーションやろうって話があったが?!やったのかな?!
Q9 避難時の内服薬は、何の薬をもって逃げるのか
A看護師:処方されているクスリすべてだと思います。
B看護師:これも状況によるが、あるものすべてでしょう。ただ、避難場所の食事内容によって、自分で節制や調整が必要なことを勉強会で伝えてあります。
Q10 避難時の患者の連絡票は、何を使用していますか。(透析カード・透析手帳)
A看護師:患者には、当院で作成しているカード」があって、維持透析患者には配布しています。その他に群腎協からきた「透析カード」を患者さんは持っています。
B看護師:カードは自分で記入し持参。他には身障手帳など一式
Q11 避難時の患者の連絡票の更新はどのようにしていますか。
A看護師:患者には、当院で作成している「透析カード」があって、医師の指示から連動して作成できるので、ダイアライザーや抗凝固剤が変更になった際は、その都度こちらで発行し患者に渡しています。
B看護師:カードは作成に渡したが定期的にチェックは難しくて、今後の検討課題
Q12 ベットの患者の避難方法は。
A看護師:透析室は1階なので、ベッドを考えています。避難訓練もベッドを使用しました。消防署の方からは、廊下に消火栓などのホースが横切っている時はベッドは無理かもと言われました。その時は、ベッドが無理なら、かけている毛布を敷いてその上に患者を乗せて引きずって避難でしょうか
B看護師:直後は布団かぶって、ベットで待機。火災時は別
Q13 避難訓練の方法は、透析中一時離脱をして訓練しまた透析するのか。全員同時回収してからするのか。
A看護師:患者を交えた避難訓練は、計画中です。たぶん、返血の時間に全員同時回収してからを考えています。
B看護師:中越地震などの報告より、災害後の状況も考えて、基本的に返血しない方がいろいろリスクがあるため、可能な限り返血した方が良い。火災はこの限りでない。血液破棄して早急に離脱
透析看護のうちでも、災害時の看護について質問をいただきました。
透析室の看護師の方で、「掲示板」に書き込みをいただいた質問です。
群馬県腎不全看護セミナー
http://gunmajinns.web.fc2.com/index.html のメンバーから回答をもらいましたので、upします。
質問数が多いので、2回に分けてupしますね。
Q1 避難誘導マニュアルがあったら項目と内容を一部でもいいから教えてほしい。
A看護師:避難誘導時のスタッフの役割りと緊急離脱方法の手順の用紙はあります。地震の時の揺れに応じた対応も載せてあります。
B看護師:手元にありません。
Q2 避難訓練はどこにどのようにして逃げるのか。
A看護師:透析室は1階のため、透析室からロビーへ出て外に逃げます。患者のベッド配置(ベッドマップ)に「担送」・「護送」を入れて、その患者は、誘導方法を明記してあります。患者の集まるラウンジに、避難誘導時の経路を貼りだしてあります。
B看護師:病院の避難経路にそって、直後は地震の場合は構造上透析室が安全のため、透析室待機。火事の場合は移動します。
Q3透析中全員ベット柵使用しズックも履いているのか。
A看護師:透析中は、患者のベッド柵は上げています。グッズは、緊急避難用ワゴンがあり、その中に「緊急離脱セット」「止血セット」「メガホン」「懐中電灯」「タオル」「患 者リストを入れるリュック」など一式用意してあり、サービスセンターの患者側に用意してある。
B看護師:ベッド柵は体動患者のみ。ベッドでズックは履きませんが室内はスリッパ
Q4 震災の患者指導は、どのようにしているのか。何を使用しているのか。
A看護師:地震が起きた時は、ベッド柵につかまる。緊急時用に、タオルはいつも用意し枕元に置く。患者の集まるラウンジに、消火器の位置や避難誘導時の経路を貼りだしてあります。
B看護師:毎月やっている看護師主催の定期勉強会で定期的に実施。もし内容に興味あればスライドありますよ。
Q5 指導しての反応は、どうなのか。
A看護師:ベッド柵を両サイドしてくれない人もいますが、毎回声掛けはして無理強いはしていません。
B看護師:東日本大震災のあとに患者の感心は高まった。特に自分の勤務していた病院では夜間透析への移行時間帯に被災した。停電になったため、真っ暗な中でランタンで全員短時間透析とした。
Q6 コンソールの固定は、どうしているのか。
A看護師:中越地震の後から、固定はしないようになりました。
B看護師:コンソールは固定したら吹っ飛びます。新潟の地震などでの報告から、コンソールは固定していません。加えて、セントラルのROなどはアンカー固定とし、配管はチューブ使用。