インドで作家業

ベンガル湾と犀川をこよなく愛するプリー⇔金沢往還作家、李耶シャンカール(モハンティ三智江)の公式ブログ

初春の予兆

2018-02-22 16:28:53 | 季節・自然
残雪はまだところどころに残っているが、雪もだいぶ溶けて外出しやすくなった。
まだ寒いが、今日はいいお天気で、室内にも暖かな日差しがあふれ、絶好の外出日和、機会を逃さず連日出ずっぱりの私だ。

一昨夕は久々にサイゼリヤで独り酒、四階の窓際の席からは繁華街の広阪の通りが見渡せ、美しい夜景を肴に白ワインとパンチェッタピザ、ポテトグリル、キャベツとアンチョビのソテーを楽しんだ。これで千円弱と格安。雰囲気はいいし、すいていると、四人掛けのゆったりした席に案内されるので、大穴場である。

金沢滞在もあと五十日ほど。
滞在期限が限られているので、晴れの日は催しやプチツアー、散策など、めいっぱい動く予定だ。

今、構想中の短編小説が二つあって、そのひとつの参考資料として高浜虚子全集の小説パートを読んでいるが、すっかり虚子のファンになってしまった。句会ホトトギスの創始者で、明治期の俳聖である。句がとてもいい。短い随想とも小説ともつかぬ作品も、しみじみとあはれがあっていい。古典の教養が生きている。幼い娘を亡くした体験から、人の生のはかなさというものに思いをいたした佳品が多く、打たれる。

今年は読み書きより動くこと、旅に出たり、催しに参加したりの動の年にしたいので、ブログの投稿回数は減ると思うが、なにとぞ過去の作品をお読みいただきたい。特にインドについてが書き尽くしたといっても過言でないほど、エッセイのストックがあるし、小説作品に関しても主なものはE全集のカテゴリーにアップしたので、ぜひご一読いただきたい。

最近好評を博したのは、北陸随一の季刊文芸誌・北國文華に掲載された短編小説・映し鑑、拙ブログにアップ済みなので、ぜひご一読いただきたい。

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