インドで作家業

ベンガル湾と犀川をこよなく愛するプリー⇔金沢往還作家、李耶シャンカール(モハンティ三智江)の公式ブログ

ホテルの夜中の騒音被害も、翌日の滝行は楽しいトレッキング(142-2) | 銀座新聞ニュース

2023-12-30 20:50:22 | 私の作品(掌短編・エッセイ・俳句)
本年最後の記事を送信させていただきます。昨年中はご愛読いただき、誠にありがとうございました。
来年も何卒よろしくお願いいたします。

ホテルの夜中の騒音被害も、翌日の滝行は楽しいトレッキングhttps://ginzanews.net/?page_id=65784

クリスマスも家族と一緒に過ごせたし、年末には現地の親族も含めた小ツアーを計画中です。
オリッサ(新オディシャ)州を探検して気づいたことは、意外に道路がいいこと、田舎でも舗装されていて、車の旅が割と快適です。私が旅行者だった40年前は考えられなかったことで、悪路をおんぼろバスにガタピシゆられて旅した昔よ、いずこの感があります。

長時間の道程も昔のようにハードでなく、高速に乗ればスイスイ、以前はトイレが完備されておらず、困ったけれど、今はガソリンスタンド(Indian Oil Co.ltd=国営、インドではPetrol Pumpが通称)がトイレ常備で近辺に屋台の茶店やミネラルウォーター・ビスケットなどを売る小店もあるので、助かります。何しろ、エクスプレスバスであろうと、トイレは付設されていないので。日本の道の駅のようなわけにはいかないけど、最低限の用はガソリンスタンドで済ませられます。

インドは確実に発展しております。将来的には有望で、日本企業の進出関心度は中国を抜いて、2年連続トップです。ただ現実的には、インフラ整備がまだまだで、大気汚染もすごいし、2年近く日本にいると、快適さに慣れた体が拒絶反応を起こします。汚くてうるさい、どこもかしこもゴミだらけ、クラクションは鳴りっぱなし、最大ボリュームで鳴らされる音楽、拡声器から響く大音響の祈りの唱歌、騒音公害も甚だしく、年配者にはきついです。にもかかわらず、自然は神々しい(樹齢何百年級の大木がごろごろ)、清濁併せ呑むインド、聖俗一体のカオスの大国には何もかもがある、だから他の国を旅する必要はないと感じた昔年、とにかくすごい国であることは間違いないので、スピリチュアルなことに興味がある方には、いくつになっても、インドは必見価値のある国かもしれません。世界最多の聖者を輩出するインドそのものが、パワースポットです。

長くなりました。上記リシケシレポート第2弾をお楽しみください。
第1回
https://ginzanews.net/?page_id=65628
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1年8カ月ぶり帰印、聖地で夫と母の散骨儀式、最高の供養に(141-1) | 銀座新聞ニュース

2023-12-19 23:08:01 | 私の作品(掌短編・エッセイ・俳句)
1年8カ月ぶり帰印、聖地で夫と母の散骨儀式、最高の供養に(141-1) | 銀座新聞ニュース

https://ginzanews.net/?page_id=65628

インドに戻ってひと月近くが過ぎようとしています。なかなか現地のリズムが取り戻せず四苦八苦していますが、合間を見てはオリッサ(新オディシャ)州内探険、11日の誕生日には当地から248キロ離れたダリングバディ(Daringbadi) に遠出、1000m近い高地で滝を見て、垂直に落下する水の中に完璧にアーチを描く小さな虹を目撃し、奇跡のような美しさに大感激しました。
中学時代の同級生から、滝の中の虹は亡夫の誕生日プレゼント(聖地リシケシでの4回忌供養の御礼)と言われ、納得したものです。

さて、前回のメールで簡潔にお伝えしたリシケシでの四回忌供養(並びに亡母の散骨)について、詳細な記事にしましたので、お時間のあるとき、拝読いただけると、幸甚に存じます。
なお、22日には車で7時間かけてソネプール(Sonepur、第2のベナレスと言われる聖地)へ、ライブショーを行う息子に同伴します。また、アジア最大のラグーン、チリカ湖でのバードウオッチングにインドの親族と共に、クリスマス日帰りツアーに出かける予定も立てています。
今年のインドにおけるクリスマス並びに新年は最高に楽しいものとなりそうです。

余すところ12日、慌ただしい年の瀬をお送りのことと思いますが、寒さにはくれぐれも気をつけて、ご自愛なさっての楽しいクリスマス・良き新年をお迎えくださいませ。

当地プリー(東インド・オディシャ州にあるベンガル湾沿いのヒンドゥー教聖地)は、日中は24度、最低気温も14度と比較的暖かく過ごしやすい冬季ですが、AQI(空気質指数)が231(200~300は重度汚染)と、小さな町なのに、大気汚染がひどくて嘆かわしい実状です。
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椅子と骨(短編小説第3回)

2023-12-08 18:23:23 | 私の作品(掌短編・エッセイ・俳句)
椅子と骨(第3回)
https://ginzanews.net/?page_id=65502

先月21日にインドに入って2週間以上が過ぎようとしています。いまだに現地のリズムがつかめず、体が浮いているような状況です。
とはいえ、関西国際空港発の前日(11月20日)の明石から始まって、インドの首都デリー着後、特急バスで230キロ離れた山間聖地リシケシに散骨に行き(11月22日から3泊)、デリーからのフライトで(州都から迎車乗り継ぎ)プリーの我が家に帰着(11月27日)したあとも、160キロ離れた港町パラディープに遠出(12月4日から1泊)、目いっぱい旅を楽しんでいます。

3日後(12月11日)には、バースデーツアーを計画、車で248キロ離れた高地ダリンバディ(dalingabadi)に車で向かう予定、同地はオリッサ(新オディシャ)州のカシミール(新婚旅行のメッカとして有名な北インドの美しい避暑地)との異名で名高い、冬季雪が降ることでも有名な観光地です。

まずは、居住州の探検から始めています。年内にもう1箇所訪ねて、来年はドバイに出たいです。インドで人気ラッパーとして活躍する息子(Rapper Big Deal)のライブショーも、まだ一度も見たことがないので、この機会にと息子にねだっています。
また、旅の詳細は記事でご報告させていただきます。

上記にお送りした短編小説第3回も、お時間のあるとき、拝読いただけると、幸甚に存じます。

※「椅子と骨」の第1回と第2回はこちら⇒
第1回
https://ginzanews.net/?page_id=65198
第2回
https://ginzanews.net/?page_id=65286
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