★ワンポイントニュース
○1月14日夜、ニューデリー鉄道駅近くの、安宿街パハルガンジで51歳のデンマーク女性が市内の美術館を訪れた後で道に迷い、ナイフを突きつけられ人気のない場所に引き込まれ、6人以上の男性に集団暴行を受ける、これに先立つ1月6日二歳の娘を連れたポーランド女性(33歳)がタクシー内で薬物スプレーをかけられ、暴行を受けるなど外人女性暴行、相次ぐ
○1月10日、インド人メイドのビザ不正取得で、給与の虚偽報告をした罪で、ニューヨークのインド総領事館のコブラガデ(39歳女性)副総領事を米当局がストリップ検査後拘留起訴、コブラガデは外交官免責特権を認められ帰国したが、インド政府は米政府の措置を屈辱的として、在デリー米大使館の館員一人を国外退去、同大使館の警備用バリケード除去、米外交官への特別措置も撤廃の報復措置で、こじれる。
米政府は総領事館職員よりも特権範囲が広い国連代表部職員としての免責をコブラガデに認めたものの、米国の国連代表部は、再び同国に戻れば、刑事訴訟の対象となる可能性も示唆している(メイドの給与は米の法廷水準を大きく下回る額だったが、インドでは、メイドの人権より、外交官のプライド優先、結局この騒動で一番得をしたのはメイドとそのファミリーで、米政府保護下の米国内にあるとされる。メイドの姻戚が米大使館で勤務していたとも言われ、米が陰に陽にコブラガデ邸から蒸発したといわれるメイド側を援護した)。
○1月15-16日、アーム・アドミ(普通の人)党のデリー新州政府下のソムナティ・バルティ法相が、中央政府下にある警官隊(首都は連邦直轄地)に、ドラッグ売春の宝庫ともいわれる南デリーのキルキ地区(アフリカ移住民が多い)のウガンダ人女性らのたむろす家宅捜索を要求、逮捕状なしでの家宅侵入は不可と退ける警官隊との間で応酬、法相自ら先頭を切って急襲の横暴に出る。
後日州政府はアンチ警察のデモ、 警察の管轄権が州政府に移行されるまで続けるとケジリワル州首相はぶち上げ、二日間デリーはアナーキー状態に陥る。人権擁護団体からは、ウガンダ女性の差別と糾弾されるも、当の法相はドラッグ取引現場のビデオを流し、対抗、退陣要求にシカト
(インド安宿通信最新号から抜粋)
○1月14日夜、ニューデリー鉄道駅近くの、安宿街パハルガンジで51歳のデンマーク女性が市内の美術館を訪れた後で道に迷い、ナイフを突きつけられ人気のない場所に引き込まれ、6人以上の男性に集団暴行を受ける、これに先立つ1月6日二歳の娘を連れたポーランド女性(33歳)がタクシー内で薬物スプレーをかけられ、暴行を受けるなど外人女性暴行、相次ぐ
○1月10日、インド人メイドのビザ不正取得で、給与の虚偽報告をした罪で、ニューヨークのインド総領事館のコブラガデ(39歳女性)副総領事を米当局がストリップ検査後拘留起訴、コブラガデは外交官免責特権を認められ帰国したが、インド政府は米政府の措置を屈辱的として、在デリー米大使館の館員一人を国外退去、同大使館の警備用バリケード除去、米外交官への特別措置も撤廃の報復措置で、こじれる。
米政府は総領事館職員よりも特権範囲が広い国連代表部職員としての免責をコブラガデに認めたものの、米国の国連代表部は、再び同国に戻れば、刑事訴訟の対象となる可能性も示唆している(メイドの給与は米の法廷水準を大きく下回る額だったが、インドでは、メイドの人権より、外交官のプライド優先、結局この騒動で一番得をしたのはメイドとそのファミリーで、米政府保護下の米国内にあるとされる。メイドの姻戚が米大使館で勤務していたとも言われ、米が陰に陽にコブラガデ邸から蒸発したといわれるメイド側を援護した)。
○1月15-16日、アーム・アドミ(普通の人)党のデリー新州政府下のソムナティ・バルティ法相が、中央政府下にある警官隊(首都は連邦直轄地)に、ドラッグ売春の宝庫ともいわれる南デリーのキルキ地区(アフリカ移住民が多い)のウガンダ人女性らのたむろす家宅捜索を要求、逮捕状なしでの家宅侵入は不可と退ける警官隊との間で応酬、法相自ら先頭を切って急襲の横暴に出る。
後日州政府はアンチ警察のデモ、 警察の管轄権が州政府に移行されるまで続けるとケジリワル州首相はぶち上げ、二日間デリーはアナーキー状態に陥る。人権擁護団体からは、ウガンダ女性の差別と糾弾されるも、当の法相はドラッグ取引現場のビデオを流し、対抗、退陣要求にシカト
(インド安宿通信最新号から抜粋)