昨日、宏水会の展示会で、榊原宏之さん水彩画「円空仏」を見て、本物が見たくなった。
「大仏」は「おおぼとけ」と読むらしい。通称「刈宿の大仏」と呼ばれ、像高は7m、基壇をあわせると14mという立派な大仏である。
大仏はコンクリートで概形を作り、表面部分は漆喰で仕上げられている。さらに表面には金属質のペイントが施されているため、遠目にはコンクリ仏には見えない。
昭和天皇の即位を記念して立てられたと案内板には書かれていたが、水害で亡くなった人を弔うために海に向けて作られたという人もいる。
浄名寺の円空観音菩薩
江戸時代の初期僧円空(1632~1695)が刻んだ仏像で、ナタ彫りと豊かな表情が特長。
これまでに約4800体が見つかっているが、浄名寺の像は一木造りで、高さ2m70cm、幅1m28cm。
仏像の顔は、「見返り美人」楓。
口元に優しい微笑みを浮かべている。
円空43歳前後のの作と見られている。
本当にやさしそうだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます