ゲームソフトの週間販売本数やゲーム市場を追いかける記事の第31回。
遅くなったので、予定していた3DSの話の一部を年末に回しております。
コンシューマソフト週間販売ランキングTop20(4gamer.net/メディアクリエイト調べ)
※上記の週間販売本数以外のデータ(前作データ等)はすべてゲームデータ博物館様(ファミ通データ)より転載。
■「マリオカート7」が3DS最高初動、「スーパーマリオ3Dランド」を大きく上回る
今回の首位は「マリオカート7」(42.4万本)。「スーパーマリオ3Dランド」(初週34.5万本)を出足を上回る
3DSソフトの最高初動を達成している。3DSユーザー全体における購入率(今作の本数/ハードの累計台数)は
15%以上に達しており、これも「スーパーマリオ3Dランド」の発売時点の数値を上回った。
■3Dの「マリオ」を大きく上回る「マリオカート」シリーズの“伸び”
11月には「スーパーマリオ3Dランド」、そして今回「マリオカート7」と、任天堂が誇るビッグタイトルが
相次いで3DSに投入されたが、ここで3Dの「マリオ」と「マリオカート」シリーズの“伸び”を比較してみた。
累計本数を初週本数で割った数値、つまり初週の何倍売れたのかをタイトルごとに計算している。
ハードによって両シリーズの伸びがまったく違うので、それぞれのシリーズが初週の○倍売れる、と
計算するのはあまり意味がないんだけど、同一ハードで比較すると、「マリオカート」シリーズが
3Dの「マリオ」と比較して伸びが大きいのが分かる。
ちなみに、3Dの「マリオ」の伸びを1.0とすると、「マリオカート」シリーズの伸びは1.4となる。
単純に3DSに当てはめると、もし「スーパーマリオ3Dランド」が初週の4倍にあたる138万本売れるとすると
「マリオカート7」は初週の4倍×1.4倍の237万本売れる計算になる。
また、「スーパーマリオ64」と「スーパーマリオ64DS」は、伸びが大きくなりやすいハードと同時発売の
タイトルであり、この点を考慮すると、両シリーズの伸びの差はさらに大きくなる。
仮にこの2タイトルを除外すると、「マリオカート」の伸びは3Dの「マリオ」の1.4倍から2.5倍まで跳ね上がる。
「マリオカート7」は、「スーパーマリオ3Dランド」以上にロングセールスとなり、
ハードを大きく牽引するのは間違いなさそうだ。
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遅くなったので、予定していた3DSの話の一部を年末に回しております。
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今回の首位は「マリオカート7」(42.4万本)。「スーパーマリオ3Dランド」(初週34.5万本)を出足を上回る
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15%以上に達しており、これも「スーパーマリオ3Dランド」の発売時点の数値を上回った。
■3Dの「マリオ」を大きく上回る「マリオカート」シリーズの“伸び”
11月には「スーパーマリオ3Dランド」、そして今回「マリオカート7」と、任天堂が誇るビッグタイトルが
相次いで3DSに投入されたが、ここで3Dの「マリオ」と「マリオカート」シリーズの“伸び”を比較してみた。
累計本数を初週本数で割った数値、つまり初週の何倍売れたのかをタイトルごとに計算している。
ハードによって両シリーズの伸びがまったく違うので、それぞれのシリーズが初週の○倍売れる、と
計算するのはあまり意味がないんだけど、同一ハードで比較すると、「マリオカート」シリーズが
3Dの「マリオ」と比較して伸びが大きいのが分かる。
ちなみに、3Dの「マリオ」の伸びを1.0とすると、「マリオカート」シリーズの伸びは1.4となる。
単純に3DSに当てはめると、もし「スーパーマリオ3Dランド」が初週の4倍にあたる138万本売れるとすると
「マリオカート7」は初週の4倍×1.4倍の237万本売れる計算になる。
また、「スーパーマリオ64」と「スーパーマリオ64DS」は、伸びが大きくなりやすいハードと同時発売の
タイトルであり、この点を考慮すると、両シリーズの伸びの差はさらに大きくなる。
仮にこの2タイトルを除外すると、「マリオカート」の伸びは3Dの「マリオ」の1.4倍から2.5倍まで跳ね上がる。
「マリオカート7」は、「スーパーマリオ3Dランド」以上にロングセールスとなり、
ハードを大きく牽引するのは間違いなさそうだ。
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