「UMDパスポート」サービス開始も、カプコン・スクエニ・セガ・バンダイナムコ等大手メーカーは参加せず

2011年12月06日 | 団長は断腸の思い
UMDを持っていれば、ダウンロード版が安価(500~1000円)で購入できる
「UMDパスポート」のサービスが本日より開始。まずは262タイトルが対応しております。

→UMDパスポート公式サイト

しかし、すぐに分かるのが、PSP市場でシェアを持っている大手メーカーは
現時点ではほとんど参加していないということ。

試しに、PSPソフト販売本数TOP50における、UMDパスポート対応状況を調べてみた。
(データはゲームデータ博物館様よりお借りしました)


※チェック漏れがあれば教えてもらえればありがたいです。

TOP50タイトルのうち、ダウンロード版があるのは25タイトルなんだけど(廉価版も含めているので重複アリ)
大手メーカーが参戦していないこともあり、そのうちUMDパスポートに対応しているのは、SCEタイトル中心に5本のみ。
現時点でSCE以外でサービスに参加している大手メーカーはコーエーテクモゲームスくらい。

販売本数のシェアで言えば、TOP50タイトル(合計2871万本)中、ダウンロード版があるのは
61%(1746万本)なんだけど、UMDパスポートに対応しているのは5%強(153万本)に留まっている。

今回のサービスが、PS VITAの発売を見据えて開始されたのは明らかなんだけど
現時点の対応状況では、ザンネンながらPS VITAに及ぼすプラス効果はかなり低そうだ。
PS VITA発売後に対応タイトルが劇的に増えることを願うばかり。


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