師匠)
ライオンと一角獣って、英国王室の紋章(国章)と共通なんですよね。
ライオンがイングランド、一角獣がスコットランドを標章して連合王国を支えているのですが。
小生)
ご教示ありがとうございました。
紐解いてみましたら、
マザー・グースと鏡の国のアリスに
イングランドとスコットランドの揶揄がありました。
この組み合せは、
ソロモン王没後2つに分裂した古代イスラエルを表すもので、
ユダヤ系財閥ロスチャイルドの家紋もこれ・・
何と天皇家の紋章にも十六菊花紋の外に「獅子と一角獣」があり、
京都御所清涼殿に鎮座!狛犬の一方には角があるんですね。
守護獣ライオンに対し、
傲慢な一角獣は唯一ノアの方舟に乗らなかったため、存在しない・・
いいなぁ。
そうだ、ボルヘスに聞いてみようと思ったら、
幻獣辞典どっかいっちゃっいました(残念)
師匠)
The Lion and the Unicorn,
Were fighting for the crown,
The Lion beat the Unicorn,
All about the town.
Some gave them white bread,
And some gave them brown,
Some gave them plum cake,
And sent them out of town.
ってマザーグースに出てくるフレーズがお気に入りです。
リズムがいいので、
英語感覚の練習も兼ねて、よく娘に読み聞かせしていました。
白いパンと茶色パン(ライ麦パン・黒パン)の比喩は、
アルプスの少女ハイジだぁ~!
でも、プラムケーキは昔はウエディングケーキでもあったから、
ヘンリ8世が妹をスコットランドに嫁に出して、
生まれた娘がメアリー・ステュアート、エリザベス女王の従姉妹、
エリザベスに処刑されたメアリーの息子が
ジェイムズ6世=イングランドでのジェイムズ1世という
ステュアート王朝によるUnion of Crownのきっかけ、
なんて背景も透けて見えるやうな気もしないではない。
歴史好事家の深読みかな?
小生)
もう~深すぎますって、
Le Grand Bleu!マザーグースは英国人の深層ですね。
Beatlesも中・後期にはLady MadonnaとかCry Baby Cryなど多数。
うちでは「ラチとらいおん」でした。
宗教的には、ユニコーン=キリスト、Lady=聖母マリア。
恋愛的には、ユニコーンは男性で、
彼が思いを寄せるLadyの下で無力になり死んでも本望だというメッセージに。
グリム童話ではThe Lady & the Lionでしたが、
現代では・・・Lady Gaga," Highway Unicorn (Road To Love)" !