HonuのMacDogMusic部屋

Macと愛犬と音楽を連れづれに

Beatles vs. Clapton@時代屋 2014/07/13

2014年07月27日 | Live

山形県寒河江からやって来たClapton tribute band "Layla"、
福島が誇るBeatles tribute band "The Foresail"、
そしてThe Foresailのtribute band "Toys"によるスペシャル・ライブの今宵、

なぜか時代屋は、数々のミュージシャンの誇りや気品が記された音楽の殿堂ロイヤル・アルバート・ホールに思えたのは、壁のユニオン・ジャックと木製の手すりのためだけではありません。

みちのく文化進行形の一端を垣間見る思いで、喜びに打ち震えたのでありました。

 

1.Layla

 いきなりLaylaからスタート!
すると観客と初対面で漂っていた緊張感が一変し、たちまちClaptonワールドに包まれました。リーダーは、一瞬、斉藤さん(注:実写版Beck)にも見えましたが、目を閉じれば、映じる24NightsなEric Voice & Clap"tone" Guitar!その上、Gutarとハーモニー入れ替わるTwin Claptonの回り舞台。

 さらにKBのレイア姫?が演奏とハーモニーでゴージャスな彩りを加え、お茶目なBass&寡黙なDrumsの面々もいい味わいを醸し出しています。海坂藩士のようでもありました。

休憩を挟んで2Stageは、アルマーニからTシャツへと衣装替えすると、メロウなAOR系ナンバーから打って変わってOld Love、Little Wingへと演奏は次第にヒートアップしてきました。

 アンコールでは、実は福島のECの顔をもつ男Noryさんが、ClaptonからGeorgeに送られたチェリーレッドLes Paul "Lucy"モデルで加わり、Crossroadsへ突入!(私は高校時代のNoryさんのリアル・マッシュルーム・カットの雄姿を想起しそっと目頭を拭うのでした。60年代後期~70年代初期のRock特集もやって欲しいな)

・・かたや、Layla組は、EC御用達のレースセンサー・ピックアップ? でハイゲイン・ノイズレス、ロング・サスティンなSoloで応酬!


2.TOYS
 I Feel Fineでさっそうとスタート!
お~Rocking Horsemenか!初期Beatlesの溌剌としたコーラスはお見事!
意表をつかれるイントロ・アレンジや誠実なMC、カタカナ譜面、「僕はビートルズ」のようなハイセンスな女性マネージャーなどなど・・・新しいtributeの形をしたLego Beatles、今後の成長が楽しみです。

※リードギターのなおきさんは、Beatles日本公演の仲本工事を意識したのでしょうか。管理体操♪


3.The Foresail
今回の助っ人は、ドラムスにすっかりお馴染み、甘えん坊Ringoなきっちゃん! 今夜も、終始安定したスティックさばきと いじられ振りで、嬌声が絶えません。

そしてJohn役は、仙台でBeansというBeatlesバンド活躍中のKatunoriさん!
初めて拝見しましたが、Mr.Beanというか、Wigのせいで一見バナナマン風ですが、リッケン奇譚などなど、中の人は絶対お洒落でキザなムロツヨシ(注:NHK コント番組Lifeのパーマ屋。Toysの床屋さんとは三角関係?)としか思えません

・・・芸風はさておき、手慣れた演奏とヴォーカル、特に口の使い方、単に愛と平和の人ではないシニカルなふてぶてしさは、すっかりJOHNです!

Genkyさんは、対バンのせいか、Silver Beatels時代のようなソフト・リーゼントに決めて、いつも以上に鬼気迫るシャウト!時折、PAがレッドゾーンに突入・・。

Noryさんも、Clapton相手と言うことで、ハンド・ビブラートもネックごとぐりとぐらの神技連発! RoofTopメドレーでは、ディレイ、リバーブが効き過ぎかなと思えましたが、なるほど、映画のサントラ:真冬のロンドン・オフィス街にこだまするあの音でした・・納得。

そして、While My Guitar Gently WeepsでLaylaのECとギター・バトル!泣けてぎたー(;。;)

4.Ending
最後は、メンバー入り乱れてのJohnny B Goodでロックンロール・ギター合戦!一体ここはどこ何だ状態に浸りながら帰路につくのでした。

出演者&バックアップ・クルーの皆さん、そして素敵な観客の皆さんに深甚なる多謝です

 

おまけ:Specialな観客!

 もう一つの観客席にも大御所がご参集&ご降臨!?
ブルース界からオムライスの面々が・・そしてBストロKingの横には、もう一人のJohn(Lee Hooker)がご降臨・・・Foresailに有無を言わせず、This Boyをリクエスト。 こいつ!(GenkyさんMC)

※写真は「本人」ですが、ほとんど見分けがつかないほどそっくりで存在感のある方でした...


Johnny Winter氏が死去...

2014年07月17日 | 音楽

★火の玉ロックローラーにしてBlues Guitar Legend ,100万ドルのギタリストJohnny Winter氏が死去…今夜は眠れそうにありません。。稀代のGuitar Slingerの豪快にして繊細な歌と演奏を聞き明かし、ご冥福を祈ることといたします。R.I.P

※2011年4月12日、東日本大震災・原発事故直後の混乱と余震の残るさなか、来日されたことに感激し勇気づけられました。重ねて感謝申し上げます。

JOHNNY WINTER : FILLMORE EAST 1971 : BE CAREFUL WITH A FOOL . 

 

天国では、Muddy, Jimi, Janis, Mike達と旧交を温め、さっそくブルース・セッションが始まってることでしょうね...

 

そしてSweet Papa Johnとは、"Rock & Roll People" の共演ですね!


ゆかとおむらいす Sunday Blues!! inなまず亭

2014年07月12日 | Live

26/07/06

『ゆかにビールを与えないで下さい(前フリじゃないよ!!)』という一縷の望みは、あえなくついえましたが、結成4年目のゆかとおむらいす(当人は3年と言っていたが・・)今宵も笑いと涙のブルース・ショータイムが、福島の夜のとばりをバックに繰り広げられました。

   ブルースのメッカ「なまず亭」を揺るがす大入り満員の中、コケティッシュな衣装と故あって倍返しのメイクで決めたYukaさん。一段とスケールアップした千変万化のミラクル・ヴォイスと、ヤングなイエローTシャツで息もぴったりのバックメンバーの演奏で観客をノックアウト!

 
 

 オープニング・アクトは元希さん。ギターのチューニングを変えながらの爽やかなブルース弾き語り。さながら若き日の山崎まさよしさんのようでした。仙台ジャズフェス出演決定!今後の活躍が楽しみですね。

 

 

 足元までびしっと決めたYukaさんでしたが、ハイヒールでは、ムービング・パフォーマンスができないと、何と2曲目で脱ぎ捨て、素足でナチュラル・ハイトリップ! 

 


近未来世紀ブラジル・・悪夢の連鎖(脳内妄想)

2014年07月09日 | サッカー

ブラジル驚天動地の大敗>政情不安の激化>大暴動&破壊行動>アマゾン大火災>地球温暖化>穀物不況、タイヤ生産ストップ>累積債務焦げ付き>世界同時不況(((;; OдO;lll))))

こうならないためには、ブラジル奇跡の大逆転だ!がんばれ!(ただいま前半終了時点です)

・・・終わってみれば、6点差 (゜;)エエッ

※主審がN村さんならば、PK7発で逆転できたかも・・バキッ!!☆/(x_x)


「原子心母の危機」モルゴーア・クアルテット

2014年07月08日 | 音楽

2014年6月15日
 "Atom Heart Mother is on the edge" クラシック弦楽四重奏によるプログレ曲カバーの新譜ゲット。とうとうYesの「危機」全曲キター!タイトルとジャケットは、相変わらず気品に満ちあふれて・・・はいませんが(苦笑)、中身は、一流クラシック演奏家にしてプログレ愛好家達による正真正銘の芸術作品です。お~っ何と、6/25(水)福島市音楽堂にて演奏会の告知シール発見ヾ(℃゜)々。

 

 2014年6月16日
 Wカップ3試合TV観戦&町内清掃で朦朧とした意識の中とはいえ、届いたCDを一瞥しただけで、単に2大アルバムを合体させたものと浅薄にも無分別なことを記してしまいました。

 早朝の地震で飛び起き、気がつきました。タイトルは、人間によって、原発というペースメーカーを埋め込まれた母なる自然が瀕している危機、ジャケットはそれを表徴する白骨化していく離れ牛だったのかと・・。大震災・原発事故をモチーフに、明日への希望を(morgaa:エスペラント語で明日の)壮大に配列したトータル・アルバムだったのですね。

だだ今、3曲目で涙が溢れてきました...

 幾重にも伏してお詫び申し上げます。

 

*** まだ深く聞き込んでおりませんが、堕落天使の美メロ(歌詞がプログレぽくなくウエストサイドストーリー風のあんちゃんが弟の死を切々と嘆くという)と危機が印象的です。危機では、SEを弦で復元、出だし部分の暴れっぷり、水滴がしたたり落ちる静謐なパート、ハイライトに向かう時、切り込んでくるキーボードソロをヴァイオリンで豪快に決めるところ・・・などなど。

「原子心母の危機」

1. Red (King Crimson) 
2. 原子心母 Atom Heart Mother (Pink Floyd) 
3. 平和~堕落天使Peace~Fallen Angel including Epitaph (King Crimson) 
4. The Cinema Show~Aisle of Plenty (Genesis) 
5. Trilogy (Emerson Lake and Palmer) 
6. 危機 Close to the Edge (Yes) 
 i) 着実な変革 THE SOLID TIME OF CHANGE 
 ii) 全体保持TOTAL MASS RETAIN 
 iii) 盛衰 I GET UP I GET DOWN 
 iv) 人の四季 SEASONS OF MAN 
7. The Land of Rising Sun (Kieth Emerson)