会場は満員で青森から山口まで広範囲にわたる来場者は根強い人気を物語っています。金谷俊一郎氏の基調講演は、パワポによる解説で歴史番組のような展開で大変わかりやいものでした。
パネルディスカッションでは、青森市浪岡、津市、伊達市の関係者が登壇。北畠氏とのゆかりを大事に守って取り組んでおりその熱意に感銘しました。
司会の歴女生田未歩さんは、大河ドラマで取り上げてほしい、太平記では後藤久美子が演じたがやはり女性で広瀬すず、親房は谷原章介がいい。まずは地元の人から!と盛り上げていました。兄のような天才ではないが粘り腰の弟顕信さんにも注目してほしいところですね。
私めにとっての新情報は
1.今は知られていない隠れた英雄だが、戦前は誰もが知っていた。
尋常小学校國史に載っており。霊山はテストに出た(笑)現在の高校教科書では新田義貞~楠木正成は載っているが顕家卿はカットされた。後醍醐帝べったりではなく諫奏文があり忠臣2者より歴史的意義は大きいです。2002年の早大入試に出たことがある。教科書の影響は大きいですね。
2.美男子の根拠
14歳の時「陵王の舞」を踊って後醍醐帝に激賞されたが、この舞は優れた武才とともに大変な美形、美声で部下がみとれて戦にならないため、獰猛な仮面をつけて指揮をとったという陵王にちなむ。美男子でなければ舞えないから顕家卿も美形だった。
3.竜胆の家紋
霊山の小学校の校章に使うことを許された。なんと保原高校の校章にも使われいる(HP見たら見当たらなかったのがちと悲しい)