両眼微笑

　今日は厳しい寒さが嘘のように消え、あたりは一段と春めいてきました。縮こまっていた心と体も少しずつほころんできます。仕事や生活の様々なことどもも間もなく一区切り、新たなスタートに備えて気分も高揚してきます。そんな雰囲気にぴったりの坂本龍一氏の「両眼微笑」をカバーしてみました。

　懐かしのサウンドストリートのテーマ曲で曲名は公募によるものですが、草野心平さんの「冬眠を終へて出てきた蛙」というタイトルの詩が語源だと思われます。この詩の内容は両眼微笑のみ、ちなみに冬眠は●です。

　仏教で、死者は全身の筋肉がゆるみ平穏で微笑んでいるように見えることからその表情を「半眼微笑」というそうですが、川内村のモリアオガエル冬眠から目覚めたカエルの満面の笑みが目に浮かびます。・・浮かれてばかりはいられません、いわむらかずおさんのカエル君のように一生懸命かんがえないと、また不毛の一年を送ることに・・｢(ｰﾍー;)

 

長州から福島への贈り物

山口県の知人からお酒頂戴しました。

 

雪解けの摺上川のせせらぎをBGMに一献傾け、ついで常夜鍋で家飲みして堪能しました。

今年は戊辰戦争から149年、関ヶ原から417年。
酒どころの両県、
先日福島市で収穫した酒米を山口県の酒造会社が醸造した日本酒「精一杯」のお披露目がありましたが、恩讐の濁流を超えて新しい歴史が発酵するとよいですね。