日々想うこと

毎日の生活の中のちょっとした出来事や感じたことを気ままに書いています。

澄んだ空気とともに

2011-10-11 | 日記

連休はとてもとても天気がよくって、最高の行楽日和でした。

お店番をする毎日で、どこかへ出かけることはできなかったのですが、ゆったりしたリズムが、いつもと違っているように感じました。

 

空気のにおい、肌触りのようなもの、それは、いつかの記憶を引き出したりするようです。

なぜか乾季のインドを思い出していました。

ブーゲンビリヤの咲き乱れるテラス、チェアに置いたクッション。

モザイクタイルの床や、揺れるローブ。

きらきらと踊る光、聞こえてくる音楽、小鳥の声や、流れる雲や、静かな微笑みや・・・。

木立の多い、その場所には、とてもきれいな鳥が住んでいて、たまにその姿を見ると、とても幸せな気分になりました。

その小鳥は、ゆらゆらとリボンのように長いその尾を靡かせて、まるで泳ぐように飛ぶのです。

あるいはリスが急いで木に登るのを見ていたり、あるいは夜、月の光を見に外へ出たこと。

屋根に座って星を見ていたこと。ジャコウネコが音もなく、シルエットを浮かび上がらせて太い枝を歩いていたこと。

 

束の間、よみがえる時間を味わい、ただただ静かに浸っていました。

ときには、こうした贅沢な時間もいいな。

澄んだ記憶がまるで私の中を洗ってくれるよう。

 

 


秋晴れの連休

2011-10-10 | 日記

行楽日和の連休です!

爽やかで清々しくて、「ありがとう!」と言いたくなるほど、素敵なお天気。

トムさんが講習会に出ているので、私はお店番です。

 

庭のレモンバームにオンブバッタ。

この子達、ハーブを齧るのです。

 


火を持つということ

2011-10-10 | 日記

人類が火を使うようになって文明が発達して、そして、今は「原子力」を用いるかどうかの選択に日本が直面しています。

私たちは、いかに〈火〉を使うのか。

 

環境のこと、エネルギーのこと、生と死、ここにきて全てが、まどろむ私たちを揺り起こし、目を覚ますように促しています。

 

自分に何ができるのか、問いかける中で、コーマック・マッカーシーの「ザ・ロード」を思い返していました。

あの小説の一つのテーマもまた、人類が持てる〈火〉でした。

常に絶やさぬ〈火〉、闇から、危険から自らを守るための〈火〉

そして、内側にある〈火〉です。

この内なる〈火〉なくしては、私たちはどこにもいけないであろうという〈火〉です。

「ザ・ロード」は、善とは何かを考えさせます。

しかし、この内なる〈火〉に、簡単に名前を付けることはためらわれます。

一つの言葉で言い表すことはできないと思うから。

 

そして、私もまた〈火〉を運ぶ者でありたいと思います。

 


炬燵を出しました。

2011-10-05 | 日記

今日は一日雨でした。

涼しいのを通り越して寒く感じられ、とうとう炬燵を出しました。

早いかなとも思いながら・・・。

炬燵に入って足が温まると、ホッとします。

10月に入ったばかりだというのにね。

今月はゆっくりペースで、小さなことを片づけたいです。