ものぐさ屁理屈研究室

誰も私に問わなければ、
私はそれを知っている。
誰か問う者に説明しようとすれば、
私はそれを知ってはいない。

2023 U.S. Investing Championship

2024-01-28 14:00:00 | 相場は相場に聞け!
ほうほう、→2023 U.S. Investing Championshipで、 +805%の成績で優勝したGoverdhan Gajjalaという人物は、ミネルビニの教え子とのことである。



さらに、彼以外にも、23人の教え子がリーダーになり、5人が3桁のリターンを達成、平均リターンは91.96%だったというから凄まじい。

<2023年全米投資選手権の結果が出た!
過去5年間、私のMPAのクライアント/学生は、米国投資選手権のリーダーズリストを常に独占してきました。過去5年間のうち3年間は、私たちのうちの1人が優勝しました(←2021年の本人の優勝のこと)。残りの2年は、それぞれ準優勝とトップ5入賞だった。言うまでもなく、私は皆さん全員をとても誇りに思っていますし、今年もまた、特に誇れる特別な年です。
今回、我らがゴバーダン・ガジャラが、なんと+805%のリターンで2023年全米投資選手権を制したのだ。以下は、昨日ゴバーダンから届いた心温まるメールだ。
また、2023年に出場したMPAの他のクライアントや卒業生にもお祝いを申し上げたい。
2023年大会では、多くのお客様が素晴らしい成績を収められました。エンハンスト・グロース(先物・オプション)部門では、マーシン・ダイダックが+117.8%、レニー・ハーシュが+112.9%の成績を収めた。20,000ドル以上の株式のみの部門では、ディーパック・ウパルが+259.2%という素晴らしいリターンを達成した。
全体では、23人の顧客がリーダーになり、5人が3桁のリターンを達成した。平均リターンは91.96%だった。これ以上誇らしいことはありません。自分が勝ったときよりも、生徒たちが勝つのを見るほうが幸せです。>

マツオカコーポレーション

2024-01-18 15:30:00 | 相場は相場に聞け!


たまたま目についたのだが、3611マツオカコーポレーションの上昇について、インフルエンサーの煽りだとか、イナゴだとか例によってSNSでは騒々しいが、注目銘柄に入れていた私の眼には、これは底値圏での、典型的なマーケット・メイカーの玉集めのように見えるので、簡単に説明を。



これは、週足チャートであるが、このようなマーケット・メイカーの動きというのは、週足チャートで俯瞰して見た方が判り易い。それはどうしても大きな出来高という痕跡となって現われざるを得ないので、大きな出来高が出来た時のプライス・アクションから、マーケット・メイカーのパターン化した動きが、ある程度推測出来るからである。以下は、その簡単な工程表である。

1-最初に試し玉の買いを入れる。(黒い矢印)

2-上がってきたら、売りたたいて値を下げる。(赤い矢印)

3-下げ切ったところで、買いに出て、玉を集める。(茶色の矢印)

4-所定の玉数量が集まるまで、2と3を繰り返す。←現在

5-所定の玉数量が集まったら、暴騰させて、高値で売り抜ける。

というのが、まあ、私の陰謀論的な解釈であるが、さてどう思われるであろうか。

クライマックス・トップ

2024-01-13 13:00:00 | 相場は相場に聞け!
日経平均は5連騰、先週(9-12日)だけで高値までに2,462円も値上がりですか、そうですか。

ということで、これは明らかにクライマックス・トップ圏突入とは言えるだろう。まあ、だからと言って、すぐに下げるという訳ではないけれども。



225月足

TOPIX月足

CFDではまだクライマックス・トップとは言えないようだが、1時間足ではサポート・ラインを割り込んでいる。

CFD225月足

CFD225 1時間足


「シン・コロナ:破1.13」―現実(ニッポン) 対 虚構(COVID-19)

2024-01-12 17:00:00 | 空気に水を差す
・→令和6年11日一般社団法人ワクチン問題研究会~設立後6カ月の成果報告


・COVID小委員会でのファウチ発言に関する、令和6年9日のブラッド・ウェンストラップ議員の声明。

「2日間にわたる証言と14時間にわたる質疑の結果、多くのことが明らかになった。今日のヒアリングでファウチ博士は、自分が推進した政策と義務化は、残念ながら今後何年にもわたってワクチン接種をためらわせることになるかもしれないと主張した。彼は、しばしば抑圧されていた研究所流出説は、実際には陰謀論ではなかったと証言した。さらに、アメリカ人に強要された社会的距離の取り方は、ある意味 "思いつき "であり、科学的データに基づいていなかった。

 ファウチ博士の記録されたインタビューは、公衆衛生システムにおけるシステム上の失敗を明らかにし、公衆衛生当局の手続き上の重大な懸念を明らかにした。反対意見がしばしば考慮されなかったり、完全に抑圧されていたことは明らかである。将来パンデミックが発生した場合、アメリカの対応は科学的事実と決定的データによって導かれなければならない。

 私たちの調査にとって重要なCOVID-19の情報をファウチ博士が思い出せないことに私たちは不満を持っているが、私たちが話をした他の人たちは事実を思い出している。私は、ファウチ博士が特別小委員会の前で非公開で証言してくれたことに感謝しており、今年の公聴会で彼とさらに話すことを楽しみにしている。今後、もっと良くする機会はたくさんある。」






投資雑感2023

2024-01-03 12:00:00 | 相場は相場に聞け!
2023年は、トレンド・フォロワーにとっては、すこぶる付の稼ぎ時の年であった。最終損益はともかく、勝率 56.4%損益比率 1対8.3という数字を残せたことは、個人的には非常に満足できる年であった 。

少しばかしSNSを覗いてみたが、ファンダ・グロース系の人は、行き詰まりや限界を感じているような総括や感想が多く、やはり、「小型成長株でテン・バガー」本の出版ラッシュは、フラグであったようだ。

年末には、全貸借銘柄の1年間のチャートを、売買シミュレーションをしながら、順番に確認していくのを、恒例の年課にしているが、2023年はトレンドが出た好環境であったことは、年初から年末まで、綺麗な右肩上がりのチャートを描いている銘柄が多くみられたことことからも十二分に確認できる。これら先導株は、オニールの本に載っているような、典型的なチャートばかりで、オニール流の投資を実践している投資家にとっては、大豊作の年だったと言っても決して大げさな言ではないと思われる。彼も草葉の陰で喜んでいるだろう。

個人的には、現在買い持ちだけになっているのが訳5割、天井圏で両建てになっているのは訳3割で、ドテンして売り持ちだけになっているのが2割と言ったポートフォリオ構成で、今年は最終的には、ほとんどが売り持ちに移行していくのではないかと思っている。つまり、天井を打ってダウン・トレンドに転換する正念場の年になるのではないかと思っている次第。

前にも書いたが、2023年の個人的な大きなトピックとしては、相場環境認識の目線をアップ・トレンドに方針転換したことを挙げなければならない。



これはCFDの225週足チャートだが、テクニカル的には、5月17日にレンジ相場をブレイク(一番左の矢印)して、アップトレンド相場に転換したことが、2023年の大きな特異点で、個人的には、この認識が決定的に重要だったと思う。その後下落して、レンジ相場の上端に戻ってきたが二度跳ね返され(10月5日と10月31日→二、三番目の矢印)、レジスタンス・ラインがサポート・ラインに転換しているのがわかる。現在は、赤い横線で水平に引いてある強力なレジスタンス・ライン=ベースを、上に抜けていくかどうかといった位置にあるが、もし抜けて行くようであれば、とりあえずは、3万5,000円を目指す流れになろう。

さらに、月足チャートで見ると、5月に一つ上のダーバス・ボックスに移行したというのが良くわかる。



従って、もし上抜けていくのであれば、私のハード・ランディング・シナリオは、バブル最高値3万8,957円44銭と3万4,000円の間のどこかで天井を打って、右肩下がりのダブル・トップになるという風に変更せざるを得ないことになる。今年こそは、天井をつけるのではないかと予想しているが、さて、どうなるであろうか。