信州バードフェスタ

今回は早くから副支部長さんのほうから「ツバメのコーナーを設けたいので考えてください」との依頼があり・・・私の悪い癖で、学生の頃から試験でも間際にならないとエンジンがかからない。今回も間際になってバタバタ・・でもそのほうが集中力が一気にかかるので私的には合っているみたい。
前日に搬入飾り付け。会の先輩方が手伝ってくださり高い場所の貼りつけなどほとんどやってくださり助かりました。感謝感謝
毎年、支部長さんが保護されているフクロウの福ちゃんが会場でお出迎えしてくれます。今回も・・・
フクロウって・・見ているだけで癒されますね～　ほとんど動かない。フワフワモコモコ・・ぬいぐるみみたい。大きな黒い眼がまんまるビー玉のようにキラキラしていて・・可愛いーっ　支部長さん宅で、大切に愛されて暮らしているのが伝わって来ました。

 

　　　　　　　　　　一度だけ籠から出て、みんなに福をサービス～
　　　　　　　　　　こんな姿はやっぱりさすが猛禽の迫力ですね

そしてそして・・今回は、命とぴーちゃんも参加しました～
パニクらないか、緊張して餌を食べないんじゃないか・・心配でしたが・・・
やっぱ私に似て図太いのかな？　ぴーちゃんはマイペースに羽づくろいしたりお腹すくと籠の端っこへ止まって催促。命のほうは会場に流れている鳥の鳴き声に反応しまくって1日中チィチィーチィーチィー鳴きまくっていました～
「よく鳴くメジロだねぇぇー」と・・・ご年配の方などは昔メジロを飼っておられた方が多く「懐かしいなぁ・・」　「メジロはこんなふうに飼うといいよ」とか「止まり木は枝を取ってきたらいいよ」など・・・いろいろと教えてくださり・・・
ぴーちゃんを見て、「こんな小さい体で渡るんだもんなぁ・・」　「私も雛を育てたことあるんですよ～」　ぴーちゃんに「おまえは幸せものだね」なんて話しかけられているご夫人もいました。ミルワームのドッグフード和えをぴーちゃんがパクッと口に入れるたびに　「食べた食べた～」「可愛いー」・・・いやいや・・可愛いけど・・自分で食べてくれないので私としては困っていますがね・・でも実際にこのように見てくださって、万が一ツバメの雛を保護した時に餌の作り方や与え方なんかを思い出してもらえればいいですね。

　　　　　　　人気者でした　ぴーちゃん　命、協力してくれてありがとね

そして・・・こちらが「幸福の鳥　ツバメ」コーナー

ツバメの飛来から渡りまでを画像で紹介し、イワツバメの習性、ツバメの全国の言い伝え、などなど・・ツバメカレンダーもしっかり貼りましたよ～
ツバメかんさつネットワークの紹介もね
お宿さんの画像も２枚お借りして・・・
どこにあるでしょうか～？

机のところにはツバメの絵本や資料などを置き、石川県の３７年続いているツバメ観察の紹介などを。
ツバメかんさつネットワークのホームページアドレスを入れたカードを作り籠に入れておきました。たくさん持っていってくださったので今年は長野県からツバメネットに参加してくれる人が増えたらいいな～
「雀が毎年ツバメの巣を攻撃する」という話が多かったなぁ。「対策は？」と聞かれましたが・・とりあえずツバメが抱卵に入るころにテグスを垂らして・・と。案山子を置いてくださいとは・・・言いづらかったよ～いちばん効果あるけどね・・
これを見て、今年は「ツバメに優しい大家さん」がさらに増えてくれることを願ってます。去年のツバメシールも「近所でツバメ歓迎している人たちに配りたい」と言ってくださる方が多く、あっという間になくなりました～　ありがたいです
子供たちが、シールを握りしめて一生懸命読んでくれている姿が微笑ましくて・・お父さんにくっついてはずかしそうに質問をしてくれるのが一番嬉しかった。

会員の方たちのバードカービングの作品
どれもほんとうに今にも動きだしそうなほどに素晴らしいものばかり。
ひとつひとつに鳥への愛情が込められているのが伝わって来ます。

 

写真も・・・かなりレベル高く・・私なんぞはとてもとてもここには展示できそうにありませんねぇぇー　

みんなみんな鳥が大好きで・・・鳥の話をしている時には「鳥」になっているね。
柳生博会長がいつも講演でおっしゃる
「鳥の気持ちになって考えてみましょう」と・・・
言葉は交わせなくても伝わってくる鳥たちの心が。長野支部の方たちにはきっとそれがわかるのだろうなぁ・・・
私は・・・そんな先輩方の後ろにくっついて・・・まだまだ勉強～

ほんとに楽しく充実した時間でした。
おかげさまでたくさんの来場者が・・・
支部スタッフの皆さん、お疲れ様でした。そして、ツバメを取り上げてくださり、ありがとうございました。