7月7日 七夕・・
天の川で織姫と彦星が一年に一度だけ逢える日
この日は、保護メジロの「命(めい)」 の誕生日。勝手にこの日と決めてしまったのだけどね・・保護をしたのが5年前の7月25日。このとき、命はまだピンポン玉くらいのまん丸とした毛がマダラに生え始めていた雛だった。逆算していくと卵が産まれたのがちょうど七夕辺りだろうと・・・なので「命」の誕生日は私が決めた、七夕なのだ
5才・・・メジロでいえばもう中年さんなのかな?
朝、日の出と共にさえずり始める。家では一番の早起きだ。その奇麗な澄んだ音色を目覚まし時計代わりに目が覚める。それが彼からの恩返しだねきっと
メジロの囀りはとても複雑だ。一回さえずり始めると途切れることなく長く鳴き続ける。上手く表現できないが、「チャ チィ チュ チェ チョ」の音を基本にパ行とラ行が入り組んでたまに巻き舌のように鳴いたりもする。
10cmもない小さな体で囀りの声はとても強く、高く響き渡る。
この美しい囀りのために、この子達は 心無い人間たちに捕獲され狭い籠に入れられ、「鳴きあわせ大会」で、高値で売買されるためだけの道具にされてしまうのだ・・・
こんな一部の金儲けのためにメジロを密猟 乱獲するふとどき者がいるために、古くからの日本の伝統文化だった正統なメジロの鳴きあわせなどに規制がかかり、純粋にメジロの鳴きあわせを楽しみ、趣味としている高齢の方々の生きがいを奪ってしまう形にもなっていってしまった。
メスをおとりにして近づいてくるオスを落とし籠で捕獲したり、霞み網をしかけて獲る方法や・・いろいろとあるらしいが・・私が直接聞いたのは・・
繁殖期に巣を見つけて雛を全部持ってきて育てるそうだ。そもそもそこからして「良心」というものはないものなのかね・・一生懸命子育てをしている親たちが巣に戻った時に、雛たちが消えていたら・・・「親鳥の気持ちになって」 考えたことないのかね・・ あるわけないから出来るのだろうけど・・
大きくなり、初めに鳴く一声で「オス」か「メス」かがわかるそうで、メスはその時点で用無しになるのでそのまま逃がすと聞いた。・・・ポンと放り出されたメスの幼鳥が自然界で生きていけるはずもない・・・なんという残酷な身勝手なことを罪悪感もなくできるものなのかね・・・「メジロの悲劇」だね・・
命と毎日暮していて・・・必ず思うことは 「この子のほんとうの住処はここではないのにね・・」と。 「空を飛びたかろうにね・・」と。「お嫁さんほしいだろうにね」・・・それが出来ない分せめてたくさんたくさんの愛情を注いで、極力ストレスをかかえないように生活させてあげようと、日々大切な家族として一緒に暮しています
お蔭様で 「5才」に成長した 命君
今日は特別に大好物の「蒸かしたサツマイモ」と「ブルーペリー」でお祝いだね
命君、お誕生日おめでとう
これからも、ずっとずっと・・・元気でさえいてくれれば・・それだけでママは嬉しいよ
「七夕」願い事・・・
すべての命たちが ずっとずっと・・気持ちよくその場所で暮していけますように・・・
命君、誕生日おめでとう(^_^)v
命君の誕生とメジロさん達の悲劇読ませていただきました。やるせないですね!
命君の5年間いろいろあったんでしょうね!写真に写っている天真爛漫な表情、少し幸せを見た様な気もします。
白馬ツバメさん、これからも命君と楽しい時間を築いていって下さいね! 命君の明るい表情楽しみにしています。(^-^)
命は私にとっては「野鳥への扉」を開くきっかけを作ってくれた、こんなにたくさんの鳥さん仲間と出会わせてくれた・・「幸福の鳥」なんです・・一番大切な・・宝物・・♪
悲しいですネ
約1週間、休暇で家を空けました
帰ってすぐ、ガレージのツバメたちを見に行くと、カラスに襲われた形跡はありませんでした
ホッとして落下防止のネットを見上げると、卵のカラがひとつ落ちていました
生まれたかもしれません・・・
休みあけ、管理人さんに脚立を借りて卵のカラを回収したいと思ってます
卵の殻落ちていましたか・・?雛誕生おめでとうです~ 卵の殻は「家宝」ですよ、うちは。巣立ちは八月初めですかね♪どうか元気にみんな育ちますように・・