白馬ツバメの独り言

北アルプスの麓 厳しい自然界で健気に逞しく生きている命たちとの出会いは
優しくて時に悲しい・・・

白馬の逞しい植物達

2007-04-28 | 独り言

 


カタクリは白馬の村花。私はカタクリのこの上品で優しい薄紫色がとても好きだ
家の側の杜にも毎年四月になると咲き始める。冬の間中、何メートルにも積もった雪の下で春が来るのをひたすらじっと待っているんだね・・・ほんとに健気だ
カタクリよりも早く雪解けの間から顔を覗かせてくれるのが 福寿草


「あぁ、春がすぐそこまで来ているなぁ」 と雪国で暮す人たちの心を温めてくれる、そんな可憐な花。
「平成18年豪雪」といわれたくらいに去年は雪の多い年だったので、雪解けが遅かったからなのかゴールデンウィークに姫川源流へ行った時には、この福寿草とカタクリが混ざり合って咲いていてとても美しかった
同時に源流沿いには 真っ白な水芭蕉がお日様に照らされた水面で水鏡に・・・
時間がゆっくりと流れて、心が癒される、お金では買えない「贅沢な時間」
白馬のこんなすばらしい自然の恵みを、ずっとずっと大切にしていきたい・・・


白馬では今、新ゴミ処理施設計画で 村と反対住民グループのたくさんの団体との間で大モメになっている。新しい設置場所が白馬の美しい景観を損ねることは間違いないよね・・そして周辺に暮している人たちや動植物への影響・・・絶対とは言い切れない焼却施設から出るダイオキシンなどへの住民の不安は拭えないねでもどうして国道から丸見えのあの場所にしなくてはいけないのかなぁ・・・
村民の全く知らないところで勝手に計画が進められていたことにみんな憤慨、不信感を抱いているんだよ。「聞いてないよぉぉぉ~」 って
でも・・・そのゴミを減らす努力もせずにいいやいいやで出し続けているのは私たち人間。どこかの場所に焼却施設は作っていかなくてはならないんだね。
なんだかなぁ・・・・

 


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