6月7日に、無事4羽の雛を巣立たせた我が家の「玄関パパ」
6月11日あたりから、2回めの子育て準備に、夫婦で巣の候補地を選んでいました。
パパとしては、もうはじめから設置していた玄関ポーチの「人口巣」を予定していたようです。
この「人口巣」はたまたま見つけたドイツ製のもので、欧州などではこのような人口巣を活用している家も多いそうです。
SCHWEGLER Swallow Nest というものです。
他に「イワツバメ用」もありました。
はじめは「訳のわからない異様なもの」のようにそれを眺めていたママですが、パパに説得され、実際に巣のなかに入ってみると、なかなかのものと理解したようで・・・
13日から、この人口巣にせっせと藁、草などを運び始めていきました。
今回の人工巣には泥はほとんど使わないで仕上げていっているのがわかりますね。
珍しくパパが地面に降りていました。こんなパパの姿5年間で初めて見ました。
一方ママは、シュロ材集めに、なんとなんと・・玄関横のラティスの裏側に放置してあったハンキング用のシュロ鉢から調達しています。この子達、家の隅々までもう知り尽くしているみたい・・
人口巣は底がやや深いので、仕上げにはママが何度も巣に入り篭もりながら巣材を敷き詰め調整をしていました。
6月17日 巣がほぼ完成しました。
人口巣の中はこのようになっています。
卵を産む前日のこと、ママが焼け付くような地面の上にぺったりと座っていました。
これは体を温めて卵を産みやすくしているのでしょうか・・?
それとも卵を産む前に体についているダニなどを熱で取り払っているのでしょうか?
ご存知の方がいらしたら、教えてくださいませ
そして・・・
人口巣での初のお卵1個目で~す
翌日 2個め
実は、巣の中の写真は主人に撮ってもらっていました。
初の人工巣での貴重な子育てなので今回は巣の中を毎日撮ってみようかと・・思っていたのですがね・・・やっぱりやっぱり・・やめておくことにします。
私の尊敬するツバメ師匠も、毎年家の中に巣を作っていますが、家の中は確かに外よりも撮りやすいはずですが、けして巣の中を撮りません。これはやはり信頼されているからこそのツバメへの「思いやり」なのですね。2個めまで写真を撮ってもらいましたが・・3個目の日は主人が1日留守で、「もう辞めよう」 そう決めました。
そのかわりに、数秒だけいない間にこっそり覗いて目に焼き付けたものを、「お絵かき」していくことにしました。
子供たちも巣の観察をしていく時に、こんなふうに自分で絵にしてみるのもよいかもしれませんね。
私のずるいのは、ある方に今回巣の中の様子を卵から巣立ちまで日々写真にして見せてくださいとお願いしてしまったこと。その方もツバメをとても大切に毎年見守っていらっしゃる方なので正直 巣の中を撮り続けることにはためらわれたことと思います。今としては大変ぶしつけで矛盾したお願いをしてしまったと・・・申し訳なく思っています。
でもその方の記録はほんとうに素晴らしい「巣の中の参考書」として、拝見させていただいています。皆さんもぜひ参考にご覧になってみてください。
「ようこそ飛来五年目」の小浜さん、ありがとうございました
自分だけツバメにいい子になっちゃって・・ごめんなさいです・・
そんなわけでここからは「お絵かき画像」です
この日からママは巣に篭もり始めました。他の方の観察日記では最後のほうの卵を産みながら同時抱卵をしていたというケースもあったようなので、今回の玄関パパ夫婦の卵が果たして5個なのか、6個なのか・・・
それは後のお楽しみにとっておくことにしまっしょ
こうしてママは2回めの抱卵を始め、15日後の7月6日 雛が誕生しました。
私は、白馬さんの手作りと思っていました。
原材料は何ですか?
なんか・・ブロック材のようなものです。とても重たいのでたぶん・・三年前にネットでたまたま見つけて取り寄せました。今回「どこで売っているか?」問い合わせいただくのですが・・その時の通販サイト見つからず・・私ももういくつか欲しいのですが・・
つば太郎、トンボ・・可愛い♪