歯科クリニックに行った帰りに天王寺ミオにてイチゴのショートケーキをいただく。
ケーキをこの角度から見ると立体に見える。
歯科クリニックに行くと、エフ田先生はもういなかった。
新しい歯科医は、アイ藤さんという30代前半くらいで、まあ、キュート感は有りです。
麻酔を打って、仮歯を入れる。
上の奥歯を少し削っていた。
う〜ん、麻酔も三箇所も打って、まだ麻酔が効いてないのに治療するので、痛うございました。涙。
口を開けるときの指もクイッと引っ張る感じで、嫌かも。
ああ、エフ田先生と比べるわけではないけれど、エフ田先生は物腰柔らかだったので、口を開ける指もフワ〜ッとした感じだったなぁ。
綿菓子っぽい。
木に例えると、柳かな。
風が吹くと柔らかく優しくユラユラと揺れる。
ボ〜ッとした感じもあり〜の高貴な雰囲気も漂わせている。
おぼっちゃまっぽい。
きっと、どこかの星の王子だったのだと思う。
エフ田先生の周りには風が吹いていた。
そうそう、昨日の朝、ふと思い出した人物はもうすでに他界している。
笹目秀和仙人である。
三十五年ほどまえ、結婚して横浜に住んでいた時期がある。当時も精神世界が大好きでよくいろんな本を読んでいた。バシャールなんて当時から知ってて、ヴォイス(出版社)が主宰した若かった頃の関野あやこさんの講演会なども一度だけ参加したことがある。
笹目仙人は奥多摩の山の上の方に道院を開いていたと思う。
そこへ一泊二日で、出かけて行ったことを思い出した。もち、泊まるのはその道院施設である。
もう、すっかりどういう場所だったかは覚えていない。
肝心の笹目仙人は山奥の道院にはいなくて都内の自宅にいるという話に、仙人なのになぜ都内に自宅があるのかと思ったものだった。
山を登った記憶もないので、ロープーウェイにでも乗ったのだろうか・・・覚えているのは、道院らしき施設には笹目仙人の弟子たちのような人たちが五人ほどいて、そこで生活しているようだった。
そこで、里芋の皮を皆でむいたことしか覚えていない。
若い女性が一人いた。
後、男性が何人かと、年配のこわい感じの仕切り屋の女性が一人いた。
若い女性はもう山を下りたいようで、明日、下りるという。
そいういう遠い思い出を思い出しました。