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日々のこと記してます。

縄文大爆発のまとめ8

2015年03月27日 | 縄文大爆発本まとめ


今日も引き継ぎで、はたらき者、三時のおやつに堂島ロールが出たのでいただく。


縄文大爆発、わすれないうちにまとめる。

縄文人「泥と縄の文明」は、比類のない独創性!なぜ、縄文人は幾何学を知ることができたのか。


森羅万象は「相対性をもっている」、縄文人は森の住人、木の実、花、木の葉、小動物、魚の形態に双曲図線と楕円形図形を見いだすことができる。
大自然のなかに幾何学的法則を発見していた!


・六=生命誕生の原理
・八=宇宙創世の原理


神武天皇即位前紀より
「六合(くにのうち)を兼ねて都を開き、八紘(あめのした)を掩ひて宇にせんこと、亦可からずや。観れば、夫の畝傍山の東南の橿原の地は、蓋し国の墺区か。治るべし。」

・六合を兼ねて~「兼ねて」は、一つのものが二つ以上の働き(役目)をする。
・八紘を掩ひて~「掩ひて」は、おおいかくすという意

六合と八紘は「宇(いえ)」にかかっている、「宇」は、宇宙を構成する一字であり、森羅万象に関することを表しているもの。


双曲図形と楕円図形を三次元立体として描いたなら、タイル張りをしてみると、楕円図形と双曲図形は相対関係(写真参照)!
※コノハナサクヤヒメは草木の花のカタチ、聖婚の相手ニニギノミコトは円形になる。



縄文人の作図法では「円形から正六角形が生じる」となる。
円形が正方形に先行するカタチで、正方形はそれに続くカタチとなる。
円形と正方形の相対性は
 )( 形、
眼形(柿の種)

から生まれた関係ということ。


ヨコ並びの眼形から斜格子文が生まれるまでのパターン(右写真参照)
菱形文は、眼形から生まれる。
連続菱形文は、眼形タイル張りと、異形同質の関係を結んでいる。


この文様は、弥生時代の銅鐸の上に、古墳時代の多くの装飾古墳の壁画に描かれている。


つづく

縄文大爆発まとめ7

2015年03月24日 | 縄文大爆発本まとめ


昨日は、5月から開始する働き者の引継ぎではたらく者の場へ
午後三時になったらラジオをつけて部屋にいるひとたちみなでラジオ体操第一をすることになっていた、のでわたしも物に手をぶつけながらラジオ体操第一をやる。


そして、今日は「縄文大爆発のまとめ」


まえは、なぜ縄文人はあのようなぎょうぎょうしい土器をつくったのかと思って土器をみていたが、あれは素粒子が点になったカタチなのだと知って、縄文人(大爆発を書いた方は縄文大賢人と記している)は、なんの意味も考えずに土偶、土器を作ってたのではないのだと確信した。


直感力は必要だが、法則性(抽象的な文様、幾何学図形)
・左渦巻き、右渦巻きは相対関係に置かれていて合体して、傘松文様があらわれる。
・( )形には「同質でありながら異形の二者の合体によって新しいカタチ」を生み出す。
・左巻きらせん形を右巻きらせん形の合体形はしめ縄文様



法則性は抽象的なカタチの上にある。

土偶は、
渦巻文
中心線をもつ二つの円形
三角形や五角形の頭部
双曲四角形、( )と )( 形
相対図形の素粒子 )形

に基づく多くの曲線をもっている。


相対図形の素粒子 )形を向かって右から見れば凸形、同左から見れば凹形が認められる。
このように、
1の形で2の性質をもつことを両性具有という。


遮光器土偶の頭部に見られる三角形や五角形は幾何学形
あらゆる図形は、三角形から始まる。最も基本となるのは、3 4 5の比率をもつ直角三角形


直角三角形は、ピタゴラスの定理をもっている。
3 4 5の比率は、6 8 10に置き換えることができる。


「六と八」は、日本歴史考察(幾何図形、文様)を行なう上でとても重要!
※地図は三角測量、つまり地図にみる曲線は、三角形/直線から生まれると言い換えられる。
 「太陽の道」や古墳、遺跡などを直線で結び三角形を構成するレイライン(空間構造)


縄文時代の土偶にはイチョウ葉形をもつ土偶が数多く見られる(写真参照)。
このカタチは、しめ縄から生まれる勾玉形を重なり合っている。
二個の勾玉形の合体形を真横からみて、裏側を同様に表現すれば、
・勾玉「玉」は、球形、しめ縄を輪切りにしその断面図がヒントに生まれるカタチ、
・イチョウ葉形、メビウスの帯が「となり合わせの存在」の関係


縄文人は、眼形(柿の種)、勾玉形、メビウスの帯を等式で結んでいたと考えられる。
「記紀」は、左目からアマテラス、右目からツクヨミ、鼻からスサノオが生まれたと記している。

両目と鼻にかけての部分はイチョウの葉形、大円のなかに生じている二個の小円とイチョウ葉形は、双曲図形と楕円図形、菱形文と向かい三角文と同様「となり合わせの存在」


つづく

縄文大爆発本まとめ8

2015年03月18日 | 縄文大爆発本まとめ


さて、縄文大爆発本のまとめ、


ひょうたん形から生ずるしめ縄文様と連続円文は、メビウスの帯を生み出す。
メビウスの帯は、生命誕生の原理をもつ「壷形=母胎」

メビウスの帯に垂直に想定された中心線によって相対性が生じる(この相対性は鏡像現象に見られる)。
合体系(左写真参照)は、メビウスの帯に結ばれる。


正逆渦巻文を重ね合わせると傘松形文様が生じる(左写真参照)。
傘松形文様形成の過程は「同質でありながら、異形の二者の合体(生命の誕生、和の精神)」
傘松形文様のもつ意味~~共立政権として樹立された卑弥呼を女王とする邪馬台国を象徴するシンボル、卑弥呼の鏡といわれる「三角縁神獣鏡」にも傘松形文様は描かれている。
卑弥呼の鏡といわれる三角縁神獣鏡は、傘松形と呼ばれている文様 ))))))が描かれている。


鉄井慶紀氏は「中国神話文化の文化人類学的研究」のなかで、伏羲と女媧図における蛇身の下半身を両神が絡ませているのは、らせんのヴァリエーションであると分析している。

合体によって生じる「ダイヤモンド・リング(皆既日食に現れるカタチ)」(写真真ん中参照)


皆既日食現象が作り出す、円形から三日月形、 )形~からダイヤモンドリング形、そして暗黒の世界、
            ダイヤモンドリング形から )形~、三日月形、そして円形

のパターンは、縄文人にとってもっとも重要な宇宙創世と生命誕生の原理を証明する天体現象と思われる。

縄文大爆発本まとめ7

2015年03月15日 | 縄文大爆発本まとめ


相対図形の素粒子 ) は、円形を形づくり、写真右三番目のような1と2の形を生み出す。
1と2には、ひょうたん形が存在している。


・2個の円形は、2個の眼形と「異形同質」の関係にある。
・ヨコ並びの眼形を描いて行くと正六角形が生じる。
・この正六角形は、メビウスの帯を折り畳んで生じるカタチ
・この正六角形を二等分割すると、二つの正五角形が生じる。
  これは、二つの穴のトーラスを作る。

つまり、この眼形は、メビウスの帯とピタゴラスの定理を同時に内包する図形


ひょうたん形は、相対図形の素粒子 )形、8個から成立
「六」と「八」

神武天皇即位前紀より
「六合(くにのうち)を兼ねて都を開き、八紘(あめのした)を掩ひて宇にせんこと、亦可からずや。観れば、夫の畝傍山の東南の橿原の地は、蓋し国の墺区か。治るべし。」
意は、
正六角形と正八角形は「六と八」に、アナロジーされ「六は生命誕生、八は宇宙創世」の意味を内包
「八」のアナロジーされるものは、「六」にアナロジーされるものに覆い隠されている。
「六と八」の意味をもつ畝傍山を頂点とする耳成山・天香具山による正八角形に特徴的な二等辺三角形を擁す地は、国の中心とする最適の地


存在するものすべての物質は、安定性を求めているはず、蜂さえも完全無欠の六角柱の巣を作る能力を持っている。


ひょうたん形は、
六個の凸形の相対図形の素粒子 )形
二個の凹形の相対図形の素粒子 )形から成立している。
6+2=8


・八個の相対図形 )形をもつ、ひょうたん形は )形の180度反転によって生まれる。
・180度の反転は「新しいカタチ、パターンを生み出す」という重要な機能をもっている。
・「同質でありながら、異形の二者の合体」生命誕生の原理
  )形は、両性具有の現象をもっている。
両性具有の現象は次のパターンとなって現れる。


 )( 形を +形の 上に描くと、X形の 上に眼形(柿の種)が生じる。
眼形(柿の種)を +形の上に描くと、X形の上に )( 形が生じる。(写真左)
つまり、どちらか一方の図形を、+、X形に描くと必然的にもう一方のカタチが現れる。

これが「となり合わせの存在」

+ X は、(漢字の米の形)、正八角形の骨組みを形成していることになる。


・正八角形の骨組みである *(漢字の米の形)は、双曲正方形に結ばれる。
・双曲正方形は二個のひょうたん形の隣り合わせの存在を維持
・ひょうたん形を別の角度から見ると、右巻きらせん形と左巻きらせん形を並行移動させ合体させると、しめ縄文様が生じる。
・しめ縄文様に中心線を想定すると、メビウスの帯に適合するカタチが生じる。
したがって、ひょうたん形は、メビウスの帯を内包するカタチであり、生命誕生の原理を持っている。


中国大陸の苗族に語り継がれている「伏羲と女媧」は、ひょうたんの中に逃げ込んだら命が助かった。
ひょうたんは、生命を育む宝器、それは縄文土器の土偶の造形に歴然と残されている。
ひょうたん形は、八個の 相対図形の素粒子 )形から形成されている。


つづく

縄文大爆発本まとめ6

2015年03月12日 | 縄文大爆発本まとめ


「編むこと、撚ること、結ぶこと」の根源にあるカタチは、らせん形
これを繰り返すことによって、強靭な縄が出来あがる(しめ縄の原理(メビウスの帯、同質でありながら異形の二者の合体によって新しい生命が生じる))、
180度の反転と継続は、新しいカタチを生み出し、そのカタチにパワーを与える。


ところで、
正六角形は、眼形(柿の種) )( が媒体となって形成されている。
これを +形、x形 の上に描くと、(漢字の米の形)となり、正六角形を想定することができる(写真左)。


●縄文人が、豆粒文を選び、土器に貼付けたわけ~
・カタチが植物の種(柿や桃)の種子に表れている。
・そのカタチである眼形には、メビウスの帯(ピタゴラスの定理)が内包されている。
・植物の種子は新しい生命を生み出す。
・豆粒文土器の眼形は、弥生時代の銅鐸へ、古墳時代の古墳へ、受け継がれている。


ところで、
勾玉は、わが国固有の祭器(素材は青緑色の翡翠)、なぜ弥生時代の祭器である鏡と剣とともに、三種の神器の一つとされているのか、、、、


勾玉形は、しめ縄を輪切りにしたカタチに現れている。
左巻き、右巻きの二本の縄が作る 太極図の形 に球形を想定し180度反対側から見れば左右が逆になり(写真参照)、三次元の勾玉を二次元に置き換えて見れば、表裏一体としての連続円文が生じている(三次元の二次元化は縄文人の得意とするところなのかもしれない)。
重要なことは、抽象的な概念(図形とか文様など)に共通する法則を発見すること。


●しめ縄から生まれた勾玉は、次のような性質~
・二つで一つの意味(異形同質の関係)
・左巻き または 右巻きのらせん形を持っている(180度の反転現象)。
・らせん形は、しめ縄に繋がり、しめ縄は無限性(継続性)を持っている。


つまり、メビウスの帯は、生命誕生の原理を持っている。
壷は母体、二つの勾玉(太極からは天地が生じる)はメビウスの帯を内包。


「二個で一対」 双曲、楕円図形にみる隣り合わせの存在、
勾玉は、和の精神と生命誕生の原理を象徴する宝珠であるといえる。


写真一番右は、
円形、眼形、らせん形、勾玉形、直線、あと四個の直角三角形、メビウスの帯を内包

・大円は鏡
・二本の中心線は剣
・眼形は勾玉

鏡、剣、勾玉は密接に繋がっていることが図形から解る。
縄文の勾玉は、弥生の鏡と剣を結ぶ媒体者の役割を果たしている。


つづく