影の日本史にせまる:西行から芭蕉へ』嵐山光三郎 磯田道史 共著
平凡社
その1 西行とその時代
“才能の窓”があく院政期
北面の武士の実態
ショッキングだった西行の出家
鎮魂の精神
心を空に
奥州行きは諜報活動!?
旅と西行と能
保元の乱と平治の乱
男と男の“絆”
処刑の嵐がもたらしたもの
源義経と真田幸村
『鞍馬は出入口なんてない、どっちへも行ける』
『鞍馬寺は毘沙門天の寺。軍法の兵法家 . . . 本文を読む
「マリー・アントワネット」の暗号
解読されたフェルセン伯爵との往復書簡
エヴリン・ファー 著
ダコスタ吉村花子 訳
河出書房新社
単行本 492ページ
発売日 2018.08.28
ミュージカル「マリー・アントワネット」を観るので予習に。
といっても「ベルサイユのばら」に始まり、マリー・アントワネット関連の本は沢山読んでいるのだが、書簡の内容は間接的にしか読んだことがなかったので、興味 . . . 本文を読む
「地図で楽しむ すごい宮城」
都道府県研究会
洋泉社
「カルデラ」の位置!
★★★★★
内容紹介
地図を読み解けば、宮城県がもっと面白くなる! !
仙台城と仙台城下町の計算された立地がすごい!
南北朝時代最大の激戦は岩切城で繰り広げられた?
仙台市はなぜ杜の都と呼ばれるようになった?
名取市の勢いは衰え知らず!!
なぜ松島湾が日本屈指の貝塚の宝庫なのか?
地形と地理で「今」が . . . 本文を読む
「女教皇ヨハンナ」
ドナ・W・クロス
阪田由美子 訳
草思社
ドイツ製ミュージカルとなり、上演権を東宝が獲得したと噂になっていたので、気になっていた本。
女が男のふりをして・・・女教皇ヨハンナ役は宝塚OGだろうなと思って。
事実か事実でないかは置いておいて、こういった歴史の一瞬の出来事から膨らませた歴史小説は好み。
フェミニストではないが、女が学ぶ自由もないなど生きずらい世の中での話 . . . 本文を読む
『みちのく仙台常盤町 小田原遊廓随想録』
千葉由香 カストリ出版
遊郭に興味があったのではなく、東七番丁を北上して北四番丁に抜けられるのかと思いきや突き当たって、曲がって隣の道から行こうと思っても抜けられなくて、この区画は何?と気になっていたので。
平地だから地形の関係ではないし、昔大きな建物でもあったのか?と思っていたところ、『仙台地図さんぽ 100年前の仙台を歩く』(16/09/27の記事 . . . 本文を読む