第1章 防潮堤のある風景
八戸~洋野~久慈~野田~普代
・八戸ー新幹線で輪行三時間
『洋野町は、今回の震災で三陸沿岸自治体のなかで犠牲者を出さなかった唯一の町』
『昭和8年に三陸を襲った大津波の記憶を刻んだ石碑が立っていた。そこには「地震に気を緊め、津波に避難」』
『江戸のはじめから現在までに三陸は平均しておよそ50年に1度の割合で大津波に襲われていることになる。おおむね一世代に一度の頻度で悲 . . . 本文を読む
慶長奥州地震津波と復興 400年前にも大地震と大津波があった
蛯名裕一
蕃山房
はじめに
◆慶長16年10月28日(1611年12月2日)
◆慶長三陸地震津波×
慶長奥州地震津波○
三陸の出来事と勘違いされる
磐城が入ってない
津波は盛岡藩・仙台藩・相馬藩にも
宮城県中部~岩手県南部「陸前」陸前山王・陸前高田市
岩手県~秋田県一部「陸中」 陸中山田・陸中川井
青森県~岩手県北部「陸奥」 . . . 本文を読む
「渚にて あの日からの」
東北怪談同盟編
荒蝦夷
津波被災地を車で走っていて、急に人が出て来て轢いてしまったご、轢いたはずの人がいなくて、車にも轢いた形跡がなく、かけつけた警察からも、そういう通報があると言われた・・・という話は聞いたことがある(又聞き)。
ふだん、怪談は眉唾で聞いているけれど、あれだけの方が突然亡くなったんだから、自分の状況を把握できずに出て来てしまうのは、ありえる気がす . . . 本文を読む
3・11 複合被災
外岡秀俊著 岩波新書
■目次
はじめに
I 地震と大津波
第1章
無明の大地
1 被災地へ
2 類例のない複合被災
第2章
生と死の境
1 避難と再会
大槌町の大槌高校避難所
『翌12日の午前3時ごろ、自衛隊員3人が、徒歩で学校まで上がってきた。下に30人ほどの隊員がいるが、道路が流木で埋まり、車を使えないという。午前6時ごろには、自衛 . . . 本文を読む
『仙台ぐらし』
伊坂幸太郎 集英社文庫
小説を読むのが好きじゃなくて、伊坂幸太郎作品も『ゴールデンスハンバー』ぐらいしか読んでないんだけど(それも映画が先だという)、エッセイなら読む(笑)。
仙台は「タクシーが多すぎる」「消えるお店が多すぎる」・・・わかるわかる(笑)。
「見知らぬ知人が多すぎる」
伊坂幸太郎氏の顔があまり特徴がなく覚えられないから、声かけることもないだろうけど(それ以前 . . . 本文を読む