危急の時代の政治に宗教が絡めばどうなるか?ーー自民党と創価学会
日本の歴史をたどると政治と宗教の関係が大きくこの国を揺るがした時期がある。 大和政権成立後に仏教を受け入れるかどうかで政権が二分した時。 崇仏派の蘇我氏と排仏派の物部氏が争い、...
池田大作氏の死去が今後の政治にどう影響するか?
創価学会の中興の祖とも言われる池田大作氏が死去した。95歳だった。 2010年以降、病に臥せっていたのか表に現れることは無かった。 しかし教祖的な人の状況がどうであろうと常に信...
ようやく国連安保理機能するかーーハマスとイスラエルの衝突
泥沼に陥ったハマスとイスラエルの衝突に対し、国連安保理が戦闘休止要求の決議案を可決した。 日中仏など12か国が賛成、米英露が棄権して可決。 ガザ全体に人道支援が行き渡るよう「十...
今の政界にはいない、命もいらず、名もいらず、始末に困る人。
命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は始末に困るもの也。 此の始末に困る人ならでは、艱難を共にし国家の大業は成し得られぬなり。 西郷隆盛 明治維新というのは、下級武士...
自民党の限界と固まりきれない野党の結集どうする?
岸田政権の支持率はもう打つ手なしの状況だ。 3人の副大臣や政務官が相次いで辞任。 まさに「適罪適所」というべきか。洒落にもならない。 それにつれて、自民党の支持率もじりじりと...
知里幸恵と杉田水脈ーーアイヌこそ縄文人の正当な末裔
知里幸恵は明治36年北海道登別で生まれた。 家はアイヌ酋長の家系で、6歳で母の姉にあたる旭川の金成マツの養女になった。 祖母も伯母も英雄叙事詩(ユーカラ)の名手で幸恵もユーカラ...
壮大な無駄遣い大阪万博の大屋根
大阪万博は当初予算を大幅に上回って2350億円になる。 周囲を丸く囲む(2キロメートル)大屋根に350億円かかるそうだ。 しかし建てた後で取り壊すという。 一体誰がこんなこと...
世の中の動きをまともにみていると疲れる――ユーモアを持とう
かっては「おやじギャグ」などと言われて、ギャグを言う親父は馬鹿にされたが、案外それが潤滑油になっていた。 しかし、内容に深みがないから、あまり心に響かない。 「ユーモア」の場合...
ハマスはだれにそそのかされたのか?ーー復讐無き世界を作れないのだろうか。
エルサレムは、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地になっている。 多神教文化の日本人から見れば「みな仲良くできるのではないか」と思うのだが、そうもいかないらしい。 パレスチナ...
保阪正康による岸田文雄人物評が的を射ている。
ノンフィクション作家保坂正康の岸田文雄評が面白い。 (北海道新聞・各自核論) 私の見るところ、この首相は東条英機型であると思う。東条の強引さ、直線的な発想という特徴はないのだが...