やはりたまに「うな重」が食べたい。それにしても一気に価格が高くなり気楽にウナギやさんに入ることもできなくなりました。
江戸、文久年間にも物価高騰でうな重が200文にもなったようです。一文15円で換算すれば江戸時代でもうな重を食べようと思ったらやはり3,000円は出さなくてはならなかったようです。
自宅の近くに「こうの」というウナギやさんがあります。客の注文があってから1人分の米をとぎ始め火に掛けます。そこからウナギをさばき始めて焼き始めるため店に入って1時間ほど待たなくてはなりません。お重に入れるごはんの量は米をとぐ前に自由に調整してもらえます。普通はうなぎの肝などでビールなど飲みながら待つわけですがうなぎだけ食べたい小生は焼き上がるまで世間話などして時間を潰しました。
ブログなどに投稿されている値段表では2010年時で梅で1550円が掲げられていました。小生も2,000円ぐらいで食べられたらと思って入ったのですが2012年9月で梅は2,950円に値上がっていました。ここ2年で1,400円も値上がりしていました。稚魚が10倍に値上がりしてもう下がることはないのではとご主人が言っていました。
味はうなぎがふっくらと厚く焼き上がって柔らかく、注文されてから裁いて焼き上げて食べられるだけの事はありました。贅沢な食べ方です。さて1時間待てるかな~。
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