映画「二人の女王、エリザベスとメアリー」と「トルコ至宝展」を観て(1)の続きです。
「トルコ至宝展」
アジアとヨーロッパにまたがる交易の要地トルコには興味があって
是非一度は訪れたいと思ってたのですが、私は機会を逸して行けず
仕舞いになっています。仕事でトルコに縁のあった夫とじっくり
2時間以上かけて見て回りましたので見応えはあったのですがかなり疲れました。
16世紀にオスマン帝国を軍事的成功で最盛期に導いたスレイマン1世時代の
イスタンブールのトプカプ宮殿博物館の所蔵品が多くオスマン帝国の
栄華を伝える美術工芸品や宝飾品が紹介されていました。
花々、特にチューリップを愛でた宮廷の美意識は🌷はオランダと言う
概念を持っていましたので目からウロコ!の感じでした。
当時のスルタン(皇帝)、スレイマン1世は16世紀に46年の長期に
渡る在位で600年の長いオスマントルコの多くの歴代スルタンの中でも
特に際立っていて「スレイマン大帝」と称されているそうす。
その時代、16世紀には国を治める一人の権力者を頂点に世界中でいろいろな争いが
(日本では天下統一を目指しての「戦国時代」と重なり)同時進行で起きていて
それぞれその国の歴史を作っていたのだと自分なりに整理してみる機会となりました。