歌劇「トスカ」を演奏会形式で聴きに行きました。

2023-12-16 | 趣味関連

先日久しぶりにオペラシティに歌劇「トスカ」を聴きに行きましたのでその感動と

余韻を書いておこうと思います。

会員になっているシティフィルによる演奏会形式でした。オーケストラの中心で

オペラ歌手の方々が指揮者と向かい合ってオペラを熱唱されるのです。

絢爛豪華な舞台での演技や立ち回りはなくて、オーケストラの演奏をバックに

オペラの歌曲を集中して歌われるのです。大勢の合唱団のバックアップもありました。

プッチイニーの三大オペラの一つで有名な「トスカ」とあって平日でしたが

ほぼ満席でした。時代は1800年初め頃のローマが舞台です。全曲を通して聞き慣れた曲が

多く美しい主役同志の二重唱など馴染みの曲が次から次へと盛り上がりました。

アリア「歌に生き、恋に生き」や「星は光ぬ」などは声楽の先生になった友人が

音楽会でよく歌っていたので、この場面での歌なのだと親しみを感じ納得でした。

分かりやすい字幕が出ていましたので物語りの成り行きはよく理解出来ました。

それにしても、今回の主役級のお三方のオーケストラをバックにしての歌唱力の素晴らしさには驚きました。

世界的に認められている方々ですが、一見華奢な体格から、会場に響き渡る声量でした。

歌手の方々は天与の素晴らしい声という楽器に磨きをかけて人々を楽しませて下さるのだと思います。

数年前にオペラ鑑賞は高額で高嶺の花なのでせめてDVDで楽しもうとオペラのDVDを買い揃えました。

このDVDで「トスカ」を鑑賞ていましたので、その時の舞台のイメージが蘇り、

舞台での素晴らしいオペラ鑑賞を味わえた気分でした

帰宅したら11時過ぎで、こういう時は都心に住めたらいいなあとため息を

ついてしまいました。


新浪剛史さんの直言、私も賛同しています。

2023-12-06 | 日本のどうして?

新浪氏の直言を目にしてこの国の政治に対する大変貴重な発言だと賛同しています。

私も常々国政選挙が必要以上に頻繁に行われているのではないかと思っています。

議員の方達もしっかりと落ち着ちついて本来の仕事が出来ないのではないかと思います。

そして選挙は国や立候補者にとり大金もかかり、国民の大切な時間も費やされます。

特に若い方達、働き盛りの方達は貴重な休日の時間を割くことになるのではないでしょうか?

国の選挙でその先4年間を託された議員さん達も、解散権を持つ首相の党利党略等で1~2年

もしないうちによく訳の分からない解散総選挙が繰り返されるのであれば、いつも次の選挙を

先ず気にしながらで大切な国政や外交等の仕事にしっかりと腰を据えて取り組めないのではない

かなと案じています。


懇意にして頂いた方の「お別れ会」がありました。

2023-12-03 | 交友関係

夫が懇意にしていただいていたK様が数ヶ月前に急逝されました。

お互いに在職中に知り合っていたようです。某会社の社長さんまでなさった方ですが、

とても明るくて気さくで社交的な方で第一印象は風貌大変大変失礼な譬えですが)

故藤田まことさんにそっくりな感じでした。陽気で明るい雰囲気の方でした。

退職後は情報関係の事務所を立ち上げられて多くのシニア仲間に集いの場を開いて

下さっていました。夫もずっと月に1回出かけることを楽しみにしていたのですが、

最近は意欲が衰えて、ご無沙汰がちでした。

春頃から再び通い始めたのですが、方向感覚が悪いので場所に辿り着けずに戻ってきたりして落ち込んで

いました。それで最近はいつも目的地まで付き添って行くことにしています。最後の日、部屋まで送り

届けると、K様にも10数年ぶりにお会いすることが出来てご挨拶をすることが出来ました。

K様は最愛の奥様に(鎌倉文学館がごお住まいであられたようです。)5年ほど前に先立たれて、

最近はお元気がないように伺っていました。お会いしてみて以前の明るい豪放磊落さや気力が

失せられて、笑顔はあってもお疲れのご様子が伺えました。

その後、思いもかけない訃報のメールが事務所から届いてK様がその1週間後に急逝されたことを知り

衝撃を受けました。80代後半でいらっしゃいました。多くの方々に慕われていらした方でした。

こんなに急に逝かれてメンバーの皆達達も残念至極だったと思います。そのK様の1度きりの「お別れ会」

ですから、絶対ミスすることは出来ませんでした。ご冥福を心から祈っています。

その日は丸の内の会場まで送り届けた後、近くのスタバで終わるまで待機しました。

行く機会がないスタバではじめて2時間待機、新聞3日分と読みかけの

本も集中して読めました。終わると日が暮れ始めていました。


スケジュール管理が危なくなってきた。

2023-12-01 | 雑記

先週の土曜日の昼過ぎ、夫の属する男声合唱団の元指揮者のN先生からの電話を受け取り

その途端ドキッ、ハッツとして「今日だった!」と直感して言葉が出ずに夫に受話器を渡していました。

毎年この時期の楽しみなので、元団員のOさんと一緒に先生のミニコンサートを予約していたのでした。

先生ご夫妻の素敵なミニコンサートがその土曜日の2時からだったのです。

約束していたのに現れない私どもの呆けをOさんが案じて連絡に至ったようでした。

私のメモリー不足と間抜け加減とそして夫のケアレスミス、翌日曜はキャンセルなしの満席でした。

その時間、都心から離れた我が家からは駆けつけても終わってしまう時間で、もうー取り返しの

付かないことをしてしまったのでした。正直、夢であって欲しかった!謝ってすむことではありません。

恥を忍んでこのようなミスを二度と繰り返さない様に自責の念と自戒の念を込めて書いています。

弁解ですが時節柄、お悔やみごと等が重なり、私の小さな脳のメモリーはすぐ満杯になってミス発生。

昨年も書いたと思うのですが、先生ご夫妻のミニコンサートの会場は東京駅八重洲口から徒歩5分

足らずの小さなホテル(先生がオーナーなのです。)のレストランで美味しい軽食つきなのです。

なにしろ美人でプリマドンナとしての資質を全部備えていらっしゃる超素敵な奥様のオペラ歌唱が

皆んなの楽しみの的なのです。オペラ界に出られたら当たり役は「椿姫」だと思っています。

      (昨年撮ったエントランス付近の写真)

お二方とも芸大ご出身なのです。先生の機知に富んだ面白い解説とピアノ演奏も立派なもので

奥様をいつもバックアップしてコンサートを盛り上げていらっしゃるのです。

それからこのところ大々的に行われている八重洲口開発の進展を見たい思いもありました。

その昔OL時代には会社が京橋でしたので、八重洲口を出て急ぎ足で駆け付けていました。

人様に迷惑をお掛けしてしまった自分の脳力の低さと無能さ加減に呆れています。

先ずは来年のコンサートを一つの目標にして1日1日を大切に生き長らえようとしています。