clover note

徒然なる日々の覚え書き。

「主」と「従」

2009-10-27 02:18:04 | 食べる楽しみ飲む喜び
先週の「くさやパーティー」の時に少し残った日本酒が何本かありまして、今晩はその中の1本で晩酌です。
新潟の方がわざわざ持って来てくれたんですよ。
どうもご馳走様でした






新潟の小千谷にある蔵元、【高の井酒造株式会社】さんの『田友(でんゆう) 純米吟醸』です。


新潟の酒らしくすっきり滑らか。
淡麗系ではありますが、程よい味の丸みもあってバランス良い香味です。
吟醸香も穏やかで鼻に付くでもなく・・・
美味しい日本酒ですね。









瓶に張られている解説文はこんな感じ。


・・・小千谷か・・・
懐かしいですね。
3年前、小千谷の片貝という場所で例年行われています花火大会に行った事があります。
世界最大の「四尺玉」の迫力は、それはそれは凄まじい物でした・・・






今晩の肴のメインは、先日頂物しました高知県土産の「酒盗(しゅとう)」。
これはカツオの内臓を塩辛にしたもので、日本酒にとてもよく合う代物です
実際、この品はかなり美味しい酒盗でして、無くなったらメーカーから取り寄せようかと思っている位・・・(笑)
それ位に気に入りました。



いつも頻繁に使用する御猪口(おちょこ)は銀錫製のお気に入りなのですが・・・
涼しい季節になって来たのもあって、今晩は備前焼の物を使ってみました。
この御猪口、「緋襷(ひだすき)」の風合いが気に入って、かなり昔に購入した物です。
手にしっくりと馴染み、唇の触れる縁は絶妙な丸みで吸い付くような自然なカーブ・・・
模様を含め、その姿を眺めて愛でる事も出来る・・・
数ある御猪口コレクションの中でも上位の品です。
美味しいお酒をこういう器で頂くと、なお美味しく感じることが出来ます。
たかが器と侮れません。




ちょっと話は逸れますが・・・
「酒肴」の意味合いについて無知な人が増えているようで、個人的に日々かなりムカついていたりします。
特に、「食事」と「酒肴」の違いが分からない人は非常に困る。
場合によっては殺意すら湧くことがある・・・

この話は長くなりそうな感じもしますので、機会があったらまた今度。



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備前焼 (NHK美の壺)

日本放送出版協会

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コメント (2)
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