clover note

徒然なる日々の覚え書き。

ですよねぇ・・・

2009-10-17 13:14:14 | ニュース記事より
【10月16日付 よみうり寸評】


 〈言うは易(やす)く行うは難し〉――鳩山新政権が発足して1か月、首相も閣僚もそろそろこの言葉を実感し始めているころではないか


◆〈要求大臣ではなく査定大臣に〉のかけ声で行われた来年度予算の概算要求だが、各省庁がきのう再提出した一般会計の総額は90兆円を突破、概算要求段階では過去最大となる見通しだ


◆首相はマニフェスト実現には赤字国債増発の可能性も示唆した。と思ったら、15日には「マニフェストの実現より国債をこれ以上はいかんよと国民の意思として伝えられたら、そういう(公約を見送る)方向もある」とも述べた


◆どっちなの? 首相、決めるのはあなたですよ。あなたは確か「財源はある」「マニフェストを実現できなければ責任をとる」と言っていたはず


◆この1か月で「国民の多くが何か政治が変わりつつあるぞと感じてくださっているんじゃないか」と首相。確かに変化は感じるが、変化がどう実るかはこれからだ


◆90兆円超の要求をどうさばく。リーダーシップが問われるところだ。

(2009年10月16日13時50分 読売新聞)





【10月17日付 編集手帳】


 クリスマス前の要求攻勢に手を焼いた経験のあるお父さんはうなずくだろう。〈子供たちよ。サンタは大富豪じゃないんだぞ〉


◆「秀作ネーミング事典」(日本実業出版社刊)によれば、ある銀行が雑誌広告に掲載したコピーという。子供たちを諭し、たしなめるこういうお父さんのいる家庭は堅実なやりくりが出来るに違いない。いささか心配なのは“鳩山お父さん”である


◆あれが欲しい、これも欲しいと、子供たち(各府省)が競って大きな「靴下」を並べた結果、来年度予算の概算要求(一般会計の歳出総額)は95兆円台と過去最大の規模に膨らんだ


◆子供手当といい、高校授業料の実質無償化といい、高速道路の一部無料化といい、靴下に入れる高価なプレゼントは鳩山お父さんが約束した品々である。約束の履行というメンツにこだわって火の車にまたがるか、メンツを捨てて「子供たちよ。今年はサンタは来ない」と告げるか、お父さんの器量が試される


◆〈クリスマス愚者の楽園地下にあり 福田蓼汀〉。傷んだ家計簿から目をそむけ、プレゼントの山に酔いしれる「愚者の楽園」は願い下げである。

(2009年10月17日01時18分 読売新聞)




正に我が意を得たりな記事です。(笑)
似たような事を思ってる国民もさぞ多い事でしょう・・・



>あれが欲しい、これも欲しいと、子供たち(各府省)が競って大きな「靴下」を並べた

記事ではおねだりしてるのが「各府省」となっていますが、自分はそれに加えて広く言えば国民もそうなんじゃないかと思っています。
自らは大した事もせず、何でも他人(国)にやってもらう事しか、助けてもらう事しか頭にないような人達が年々増えているような気がします・・・
自己負担はしたくないが、何でも安く、出来ればただで何かをして貰いたい・・・
もっと言えば「して貰って当たり前」、みたいな。
依存心ばかり強い・・・きつい言い方をすれば「乞食根性」が強い人達。
そういう人種が増えれば、そりゃ国も傾くよなぁ・・・


展望のないバラ撒きは国を衰亡させる。
財源の目処が不確かなのに大盤振る舞いなど狂気の沙汰です。
民主党連立政権がやろうとしている事は、まさにそれだと思う。
安い人気取りの際限ないバラ撒きをすれば、今後ますます甘えた「乞食根性」を持つ人達も増えて行く事でしょう。
そして危機的な財政は更に悪化の一途を辿り、遠からず、もうにっちもさっちも行かない窮地に陥る事でしょう。
是正する為にはかなりの痛みも伴うでしょうが、国民の意識を変えていくのも本来は政治の役目ではないかと思うんだけどなぁ・・・
見てる限り、今の民主党にはどうも期待が持てないな。
もちろん政治に期待するだけではなく、国民自身も意識の有り様を考えて行かねばならないんだろうけど。
こちらも望み薄・・・
人間、安易な方向に流れやすいのは常ですから。
・・・自戒を籠めてそう思う。



このままでは、これからますます日本は悪い方向に行くことでしょうね。
最近はそんな事ばっかりをよく考えています・・・
負のスパイラルに少しでもブレーキを掛けるような妙案って、何かないのだろうか・・・?



blogram投票ボタン





PIG BANK/ぶたコインバンク(貯金箱)/陶器製/インテリア雑貨

愛龍社

このアイテムの詳細を見る

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする