ごろっと、えほんをひろげよう

子供と一緒に絵本、本を読んで早や10年。今は学校図書館司書をしています。読んできた本読みたい本を綴りたいと思ってます。

落語の楽しみ

2006-11-22 16:53:15 | 本とのいろいろ
 今月勤務校で、学習発表会があり、5年生が日本の文化を学ぶをテーマに
華道、茶道、武道などゲストティーチャーを招いて勉強しておりました。
その中に落語もあって、学校に三遊亭円窓師匠がいらして落語についての
講義や保護者に講演もして下さいました。その甲斐あってか学習発表会では、
みごとな小咄を5年生がしてくれました。

 そんなこともあり、今月の「としょしつだより」では、落語の本を紹介しま
した。一つは円窓師匠が小学生向けに書かれた、「おもしろ落語図書館」。
実はこの本、図書室には置いて無くて、師匠が図書室を覗かれていたときには
「マズイ!」と思ってしまいました。今度購入しましょうと校長先生にも
話しました。

 続いては川端誠さんの「落語絵本」シリーズです。私の読み聞かせにも
たびたび登場してくれる、有り難いシリーズです。
絵がはっきりしていて、オチもある、小学生の高学年も楽しめる絵本です。
「じゅげむ」は一昔前にNHK教育「にほんごであそぼ」でさんざんやった
頃に絵本まるごと暗記して、机に座って絵本めくりながら読みました。
「そばせい」は最近の定番でしたね。
新春には「はつてんじん」、12月は「おにのめん」など季節を取り入れた
話もいいですね。
 今日、廊下のショウケースにシリーズ9冊を並べて飾ったら、通りかかった
子達がワイワイ言ってましたから、みんな好きなんだなと思いました。

 円窓師匠も落語にある人情の暖かさなどを、今の人たちが思い起こして
欲しいとお話しされたようです。
私も落語は無理ですが、お話しを通して伝えていきたいものです。





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