鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
好きな日本酒の感想、等を、写真でメモ

Captain Earle's - Reflections

2020年04月12日 | パイプタバコ
2020年 4月

今回は Captain Earle's - Reflections

Captain Earle シリーズの 7作品目となります
このシリーズ Honor Blend を除いて みんなラタキアに特化したようなブレンドばかり
なのですが、そんななかでこのブレンドが一番ラタキアの存在感の少ないブレンドになるのだと思われます。

バーレィ ケンタッキーが入っていることから 分類が Amerikan というkとになっていますが きわめて同感 かと思うのですが 
アメリカンにしては ターキッシュが結構効いていることがこのタバコの特徴となります。

缶に書いてある説明の方は

このようになっていますが ペリク以外はなんでも入っているブレンドの様です




お馴染みのクランブルケーキですが 幾分色が明るくまさにアメリカン という感じです。
他のブレンドに比べ ケーキの固さもしっかりしているのを感じます
まさしくドライ という感じになります。

葉組を見ると
Burley, Cavendish, Kentucky, Latakia, Oriental/Turkish, Virginia
となっていますが 赤字 で書いてある部分が このブレンドを引っ張って行くコンポーネントになるようです。
すべての葉っぱの存在は 喫ってみて何んとなく感じますがイメージとしてこのブレンドの
特徴をあらわしているのが この赤字部分によるところが大きいように思います。


点火と同時にまず起ち上がってくるのは
ラタキアとともに起ち上がるウッジーな清涼感となります

ラタキアの存在は極かすかで おそらく オリエントによるものだと思いますが
この清涼感が ずっとこのタバコを引っ張って行きます

それと同時にバーレィのドライでナッティーなしつこくない味わいも起ち上がります
この味わいもこのブレンドの大きな特徴で メインの味わいになるかと思います。

それに足す事 ケンタッキーの少しスパイシーで ちょっとチョコレートを思わせる味わい
そして バージニアの甘さがふんわりとやって来ます

甘さの部分はこのバージニアによると思われますが いたって穏やかというか
レッドバージニアのコクのある甘さというものは無く 少々のシトラスとグラスのテイストを
感じさせはするのですが それよりも キャベンディシュのまろやかで少し癖のある甘さが
起ちあがり 種種ののバージニアと混然となってこのブレンドの甘さを作っているようです

酸味とスパイシーでアーシーなこのブレンドの風味を決める部分は
オリエントによるところが大きいと思います
もちろん全体を通してのこのブレンドのイメージは ドライでアメリカンなバーレィによる
ところが大 なのですが
すべてのコンポーネントが それぞれ主張しすぎることはなく 絶妙のバランスを持って
このブレンドを形作って行きます。
ニコチンもケンタッキーのストロング感も バーレィのキックもなくごく軽いタバコに
なります。


そう言った意味ではこのブレンド
イージースモーキング ブレンドであると言う事になるかと

このブレンドの清涼感と バーレィのドライ感 そしてケンタッキーやらキャベンディシュ
やら バージニアの甘さが一体となった味わいは
少し シナモンを思わせます(私だけの感想ですが)
シナモンは入ってはいませんが そう言った味わいを感じたということです

そう言った味わいが最後まで続いて行くのですが オリエントの清涼感は次第に薄れ
スパイシーなオリエントの味わいが次第に強くなるようです
ラタキアは最後まで隠れた存在になります。

アメリカンと言いながら 結構オリエントを感じるこのブレンド
このオリエントが気になります・・・
ある方は イズミル であると言っておられます

この私も確かにそうは思うのですが あの清涼感は イズミルというより スミルナ
連想してしまいます・・・
スミルナもイズミルの一種ですから 何処で線引きをするのかはよく分かりませんが
こういった清涼感を伴うものはスミルナであるとこの私は認識しているのですが
実際のところはよく分かりません
ベーシックな低い部分の味わいにおいては あの独特なイズミルの味わいを感じるのですが
ね・・・。


ニコチンも強くなく 清涼感もアリ ドライな喫いやすさもあってなおかつ
強いわけでもないが そこそこの甘味も感じられるこのブレンド
なかなか 軽い割に 美味いブレンドであると思います
まさしく イージースモーキングタバコ であると思います

お茶をしながらいつでも気軽に喫える それでいて美味しいブレンドかと思います


このブレンドを喫いながら 思い出すブレンドがあります それは

1 Seattle Pipe Club - Hood Canal
2 Drucquer & Sons - Red Lion

3 Cornell & Diehl - Sunday Picnic
4 G. L. Pease - Regents Flake


1と2 が直接的に連想したブレンドになります
1に関しては バーレィのアメリカンな味わいが気に入ってるので思いつきましたが、
あちらのブレンドは もっと甘みが独特で強く逆に オリエントは控えめになります
私の特に大好きなブレンドになりますが そこは大きく違っています
ただバーレィの効き方が似ていてどちらもアメリカンという分類になるところが似ています。

2に関しては イージースモーキング ということで思い起こしたんだと思いますが あちらは少し着香的甘さを感じ バーレィのドライ感もオリエントの清涼感もありませんので こちらの方がずっと美味いと思いますし 全く違うブレンドになります。


3と4 に関しては バーレィは入ってはいませんが オリエントの感じが少し似ているのかな
ということでさらに連想して見たものですが どちらも美味いブレンドで
甘さがもっと強く感じられるブレンドになりますしもちろんバーレィも入ってはいません


お前は何を言っているのか・・・? と言われそうですが

1よりもオリエントを強く出し 甘さをさっぱりさせ
3と4よりも 甘さを控えめにしてドライ感を出したのが 当ブレンド


と言う事になるかと思います (-_-;)

1も 3も4も とても美味いと思うブレンドで お気に入りですが
このブレンドも これは という魅力には欠けるようですが
そこそこ美味いブレンドになるかと思います
一度は試しても良いブレンドかとは思います

そんなとりとめのない感想となります
それでは また
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