鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

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いま 白い巨塔が放送されていますが・・・

2019年05月24日 | ドラマあれこれ
2019/5/24

今テレビ朝日で 5夜連続にて あの 白い巨塔をやっています
主演の 財前五郎役は 岡田准一さん で
前回のドラマ版白い巨塔が 2003年の唐沢寿明さん主演のもので 
すでに16年経ったことになります。

今までの作品は
1966年の田宮二郎映画版
1967年の佐藤慶ドラマ版
1978年の田宮二郎ドラマ版
1990年の村上弘明ドラマ版
2003年の唐沢寿明ドラマ版
2019年の岡田准一ドラマ版


がありますが 山崎豊子さんの同名小説の映画化 から火が付き
その後ドラマ化されたようです。
この私は 78年の 田宮二郎さんの作品をリアルタイムで見ていたのですが
仕事が忙しくて 途中から見なくなったようです・・・。
しかし 内容は知っていますね。

2003年の 唐沢寿明さん版は 相当人気があったようで 平均視聴率が 23%越えの
人気ドラマだったようです。 しかし これも見てはいません・・・残念ながら。

どこかで、田宮二郎さんの 財前五郎が この私の中でイメージとして固まっていて
そのせいで 見なかったのだと思うのであります。


今回のドラマは しっかり見ていますが やはり面白いですね
記憶が甦ります・・・。
しかし 時代が違うせいもあるでしょうし キャストも違うので 印象はかなり違ってきます
特に 岡田准一さんの財前五郎が どうしても違和感を覚える所になります。

こちらが今回のキャスト

たくさん出ていますね 有名どころがね


そう言ったことを少し 丁寧な写真をお借りして見てみます
丁寧に写真を並べられたお方がおられます
こちらが

財前五郎 の歴代キャスト ですが
左から 田宮二郎 佐藤慶 田宮二郎 村上弘明 唐沢寿明 岡田准一 となります。

岡田さんは 体つきが 格闘家のようで あまり知的なイメージが湧きません・・・
そこに違和感があります
そういった点で 田宮二郎 唐沢敏明が 良く合っていると思いますね
佐藤慶さんでは 華が無いし 村上弘明さんではアクが無いようです


このドラマは 今の政治家であるとか、官僚であるとか そういったタテ社会の
事を大学病院の医者の世界で扱った物語になりますが まだ 世の中の司法が
まともだったころのお話しなので 今と同じように お金や権力の為
悪いことをする奴はいましたが バレなければいいが バレてしまえばお終い・・・。
ということになります。(今はそうでもないのが酷いところですが・・・)

なので 権力を象徴するのが 大学病院の 教授 ということになります。
そこで登場するのが

財前五郎のところの 東教授

こたびは 寺尾聡 さんがやっておられますが体調が悪いのでしょうか・・・
少しキレが良くないように思えます


そして 権力の象徴の 鵜飼教授役には

松重豊さんがやっておられますが 少しやはり軽いかな・・・
井之頭五郎 という感じだもんね~。
やはり 小沢栄太郎さん 伊武雅刀 さんはシブいところですね。


同じく 厳格な教授の 大河内役で

なのですが
岸部一徳さんは 違うな~ ドクターX のイメージが強すぎますね
やはり 加糖嘉 さんに1票です


財前五郎と対比さす 親友の
里見脩二 役には

今回は松山ケンイチさん
78年版では 山本学さんでしたが
前回の 江口洋介 さんが一番いいかと思います。



財前五郎の養子先の 財前又一 が強烈な印象ですが

これはもう 甲乙つけがたい所になります
78年版の 曾我廼家明蝶さん この人は凄かったな・・・浪花の商人そのもの というかんじだった    圧倒される迫力がありましたね。

2003年版の 西田敏行 今回の 小林薫さん
みなすごいです 圧倒されますね。


財前五郎の 愛人役は

今回の 沢尻エリカ さん 綺麗過ぎるかも・・・でも合ってるな
でも この私は 太地喜和子さんに 1票かな


その他にも
財前五郎の嫁役で

若村麻由美さんに1票


東教授の娘役で 里見を慕う
東佐枝子役の

こちらの方々です



いずれの作品も その時代に合ったキャストですが
話の内容が結果的に楽しい内容ではないことが 結果を知っていると
どうもあまり見る気にならないドラマ  かと思うところでしょうか・・・
なので 途中からこの私の場合は嫌気がさしてきたように思います。

しかし じっくりみると それは面白いドラマです。
とくに 人間の権力と金に対する欲望と 人としての本来のモラルと愛との間の葛藤 という視点で
このドラマを味わうと 奥行きの深いものがあるようです


今回のドラマは キャスト的に イメージの違うものがありますが
それなりに やはり面白く見させていただいています

個人的には 田宮二郎さんの 78年版のドラマが イメージですが
あの時 田宮二郎さんは 精神の病気にかかっておられて 本来のテンションでは
なかった様です・・・。
撮影のすぐ後に 自殺するのですが
そう言った意味においても 財前五郎と言えば 田宮二郎さんを 思い浮かべるのは
あの時代に生きた人たちの共通認識かと思われますね。


しかし 2003年の 唐沢 江口 さんのドラマは 再放送があれば 
是非みたいと思うのであります。


ドラマは こうして 比較してみるのも 楽しいものです。
それでは また
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