鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
好きな日本酒の感想、等を、写真でメモ

Cornell & Diehl - Sunday Picnic (Simply Elegant Series)

2019年09月21日 | パイプタバコ
2019年 9月

今回は Cornell & Diehl - Sunday Picnic (Simply Elegant Series)

このタバコ C&D のラインナップの中で 
ストレートバージニアタイプの 同じシリーズである
Opening Night (Simply Elegant Series) と並び 非常に人気が高いです。
ただこちらは Virginia Based というブレンドタイプになっているのでかなり内容は違います。
こういう書き方をする時は 大抵何か入っているようですが・・・



葉組を見ると
Oriental/Turkish, Perique, Virginia となっていますから
オリエンタル という分類かと思うのですが・・・。




いかにも C&D らしい 絵が画かれていて いかにも昔のアメリカの パルプ雑誌を思わせるような安っぽさがあります。




余談になりますが・・・

このライターは 最近調達した イムコの Old Boy 黒のマットの一番安いヤツです
これ 意外としっかりしていて使いやすいです 質感も安っぽくなくしっくりと手に馴染みます。 
ダンヒルの ローラガスライターばかり使っていたのですが パイプに点火するには
ちと 不具合があって 蓋が煤だらけになってしまうんですね・・・
なので SPDC のライターのカタログを見ていて思い立ったのですが
よく考えると 日本製なので アマゾンで調べてみると こちらの方がずっと安い
そこでの購入と言う事になりました。

パイプ専用の 電子ライターもありますが このタイプの方が高級感があります。
フリントの交換 及び ガスの注入口の蓋を取る時の面倒くささは
ダンヒルには遠く及びませんが 私にはこれで充分です。 気に入りました

イムコロナ というブランド名ですが 何のことはない あの フカシロで作っているようです。パイプもそうですが 評価は高いと思いました。



話を戻して
ふたを開けると

綺麗なブロウクンフレイクが ぎっしり詰まっています



少し湿気を感じる質感ですが
おそらく プロピレングリコールが入っていると思われます
粗くほぐして そのままでも点火はOK のようです
どうも C&D は Sansepolcro の最初の カビによる 返品事件以来
カビ防止 ということで PG を使っているのではないかと思います・・・。


このフレイクは 粗くほぐしたほうが良いと思います
細かくほぐすと 香りが起ちすぎて バージニアの本来の甘味が遠ざかるような気がしました


以下
感想 となります

最初に開缶した時に 感じたのは 甘酸っぱい香りです
おそらく ラムのトッピングが軽くされているのかと思いました


点火と伴に オリエントの香りが起ってきます
Izmir を使っているとうたっていますが
まず感じるのは スミルナのような 清涼感ですね それとともに
ゴールデンバージニアの シトラスを少し感じさせる 軽い甘味ですが
強くはない・・・それよりも ペリクを強く感じます。

このペリク 少し甘酸っぱい イチジクのような味わいを感じさせます
レーズンより そちらです・・・
思うに これは ラムのフレーバーが前面に出てきているのではないかと思いました。


このタバコの名前のように 小高い草原の丘の上にシートを敷いて 草をよぎって流れてくる柔らかい風にあたりながら 感じる清涼感 というものを連想しますね
甘さよりもそういった物を感じます。



中盤に差しかかる頃から  そのイチジクの様な香りは減退して行き
ペリクの方は レーズンの風味を 

バージニアの方は レッドバージニアのヘイの香りとともに アーシーな少し刺激のある 
タバコ感と伴に 濃い甘味を感じさせます


そして オリエントの方も イズミル本来の コリアンダーのような 少し泥臭さを持つ
草っぽい香りが 底辺に流れてくるのが分かります


最初はスーッとする清涼感だけだったのが しだいに味が深くなり 甘みも強くなり
このタバコ本来の 美味さが出てくるのではないのでしょうか。




喫い始めは オリエントが随分幅を利かせ それに伴いペリクも主張してきて
バージニアの存在はどうしたの・・・?
という感じで 味の薄いタバコだと思ったのですが それはまやかしで
意外と味は濃く ニコチンも弱くはなく満足感がある煙草ですね



オリエントはやはり幅を利かせますが ペリクはそれほどではなく バージニアも
しっかり味を出してくるタバコだと思いました。
評価の通り なかなか美味しいタバコであると思いますね
オリエントも 泥臭さはほどほどに感じる程度で 清涼感が前面に出てくるところが
いいです。
ペリクも レーズンの味わいが軽く来るのがいい



実は 開缶して しばらく時間が経った時に感じたのは
ラムフレーバーの減退です 最初気になった酸っぱい味と香りは 
いつの間にか消えていましたね・・・ というか 気にならなくなります
香りが飛んだのだと思うのですね。
その方が私は好みです

C&D というと 少し雑なイメージがあったのですが
このブレンドはむしろ GLP を思わせるような繊細なつくりを感じます
味は複雑ではないのだけれど 味と味のつなぎの部分に繊細なきめ細かさを感じます
良いのではないでしょうか 美味いと思います
嫌味な所のない 安心して喫えるブレンドかと思います。


TobaccoReviews.com のコメントを見ると
大御所の JimInks さんと DK さん両者とも 低い評価ですが
この私には 味が薄いわけでもなく 嫌みもなく オリエントの香りも
ペリクとバージニアの甘味もしっかり感じられ 美味いと思いました。


追記
この記事を書いてから少しして思い出したことがあります
それはこのタバコ GLP の Regents Flake にとても良く似ているということです
どなたも書かれていませんが この私は とてもよく似ていると思います。
あちらの方はもう少しオリエントは控えめですが、このタバコを少し大人っぽくしたのが
Regents Flake となるような気がします。
どちらも気軽でおいしいタバコだと思いました。
2019/9/23記


そんな感想です
それでは また
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