相棒シーズン4、第13話「最後の着信」で、脇幸太郎として、健ちゃんが出演しています。
(以下ネタバレ)
ざくっとした、健ちゃんメインあらすじ。
公園の階段から転落死して見つかった脇幸太郎(健ちゃん)。実は覚せい剤の売人で、また生活安全課の菱沼刑事の情報屋として検挙されることを免れていて、さらに違法捜査にも協力していた。
脇は大阪出身で高校の同級生の真由美に2か月前に再会し、真由美から「大阪かえって一緒に暮らせたらもっと楽しいのに」と言われた。そのため、売人・情報屋から足を洗い、大阪で結婚するつもりであった。足を洗うと言ったために、裏切り者として、仲買人や菱沼刑事から殺害されたのではと、特命係(杉下・亀山)以外の刑事は考えて、仲買人を取り調べていた。
ところが、実際には脇は真由美と行ったお好み焼き屋の店員に、店内で焼き方に文句をいい、また公園で偶然であったときにもしつこく、「お前プロなら、焼き方勉強しろ」などと言ったため、もみ合いになり、押された拍子に階段から転落して亡くなってしまったのだった。脇は白い携帯で菱沼と通話直後で、死亡時は手に白い携帯を握っていた。お好み焼き屋の店員が店内で脇が使っていた携帯の色を白といい、真由美の赤だったという証言や白い携帯の着信履歴と食い違うため、杉下はこの店員に疑いをもっていた。
脇が死亡し、菱沼刑事の違法捜査については不問となってしまった。捜査一課の刑事から、脇が薬物の売人であったことを知らされた真由美は、「一緒に大阪で暮らしたいといったことは、お酒の上での冗談です」と冷たく去って行ってしまう。「脇は浮かばれない」という亀山に、「彼女にあのように言われるのも、刑事にいいように使われたのも、薬物に手を染めた報い」と厳しい杉下だった。
丸刈りの大阪の兄ちゃんの健ちゃんでした。(この髪型だと健ちゃんのお兄さんに似てる・・・)
悪いやつではなさそうなのに、お好み焼きの店員にしつこく文句を言ったばかりに死んでしまって、なんとも物悲しいような、もやもやした最後でした。これが、「相棒」独特の味わいのようですが。
罪を犯していたことを、真由美に幸太郎が自分で告白できていれば、きっと真由美は受け入れてくれたのではないかと思います。「カタギになって、大阪で一緒になろう!」と真剣に言われれば、私だったらうれしいし、信じちゃう。でもそういうのが、だめんずに騙されちゃうタイプなのかな(苦笑)。
でも、なんで敢えて丸刈りだったんだろ?