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寿限無さん推しからみた 俺の家の話の最後の話

2021-03-28 | 桐谷健太さん
全てのシーンに神経が行き届き、スタッフさん、演者さんの最高の全力を尽くされた凄いドラマでした。めちゃ泣いて、今日は目が腫れてます。

もともと、亡くなった俺が、俺のいない俺の家(俺がいなくなった後も続いていく)を回想する、というストーリーなので、寿一さんが亡くなったら丸く収まる困難が散りばめられていて、最終回終わってみると、長瀬さん演じる寿一さんが愛すべき人物であればあるほど、喪失感が凄いのでした。

寿限無さんは、宗家を継いで、能楽師としても評価を受け、報われたように思われますが、
多分、私含む、桐谷健太さんファンの寿限無さん推しの皆さまは感じていらっしゃると思いますが、寿限無さんの一番望んでいたことは「神様に奉納できるレベルの舞をじゅいっちゃんと一緒に舞うこと」だと。
なので、能楽師として報われたのですが、25年願い続けた待ち続けたことは叶わなかった。
寿限無さんが寿一さんに告げた「神様的になし」の禁を破ったことによる悲劇です…

寿一さんは、能より全然プロレスが好き、そしてさくらさんは世阿弥マシンである寿一さんが一番好きなのです。
でも、寿一さんは父親に認められたいために能とプロレスの両方を続けてしまった。

そして父親の寿三郎にプロレスラー世阿弥マシンを先に褒められたことで、プロレスラー世阿弥マシンとして生涯を終える運命になってしまった。

寿三郎は寿一を愛するあまり、芸を継承できていない寿一を宗家にと遺言状を書きましたが、それが最も「神様的になし」なことだった、というストーリー上の意味なのかもしれません。
そう考えると、クドカンさん、笑いに包んでこんな怖いものを…という気持ちになるのでした。

さらに怖いことを言うと、もしかしたら踊介の実のお父さんは寿三郎さんではないのかも…と。血を受け継いでないからこそ、能の継承から自由でいられる三男で…家に縛られた能面の母の寿三郎への復讐だったりして…と思ったり…
(それは深読みしすぎかもなぁ)

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