あややのやすらぎ 『蛇螺蛇螺日記』

平成の歌姫、松浦亜弥さんについて文字通り蛇螺蛇螺(だらだら)と綴る日記帳です。

今一度

2006年04月02日 | 松浦亜弥
発売からそろそろ時が経ったと想うので、例の「スタジオ
ライヴDVD」の率直な感想などを。。

これからは通うことになりそうな通勤帰宅途中にあるCD弥。
オリコン集計対象のはずな大きなチェーン店なので、少し
だけ回り道なのだけど、前々からここで買うと決めていた。。
ジャケ写。ネットで先に見ていたのだけど、ちょっと別人の
ような亜弥ちゃんの画。裏の画はもっと違う人の様。。

帰宅して、周囲が静かになってから開封。

毎回何度でも書きますが、DVDであれCDであれ、あの
外装を開封する瞬間って、ドキドキしますよね^^

収録3曲、通して観ました。


期待が大きすぎただけに…と言ってしまっては語弊が
あり過ぎになってしまいますが、本当率直な感想…

まずは、

『…もっと遊ばんかい!』

「遊ぶ」っていうのは「アレンジ」のこと。
折角「DVD単体」にしてまで作るのだったら、アレンジ
として「スタジオライヴver.」というのがあっても
いいじゃん。
全体的にEGがほんの少しテクニカルな動きをしてくれて
いるお陰で「ライブ感」が少しだけ伝わってくるのが救い
ではあるのだけども、もっと極端に言えば「ライブ
バージョン」とか「アコースティック・アンプラグド
バージョン」なんてのがあってもいい。
亜弥ちゃんの息でバックがあわせて行く、本来の「ライヴ」感
が欲しかった。。そしてまた亜弥ちゃん自身にも、バックの
いわゆる「遊び」に亜弥ちゃんがついていける能力があると
言うことはTV番組「僕らの音楽」や「夢・音楽館」で私達FANは
充分知っている。。だからこそ、本当に惜しい。。
『NAMIDA』なんかもっとアップテンポにもスローにもできる
だろうし、リフレインの位置を買えたって面白い。
亜弥ちゃんのあの声量ならバックコーラスが居ても面白かった
かもしれない。。

…と想いながら聴いていたのだけど
今観た「スペシャルコメント」の中で亜弥ちゃん自身が語って
いまいした。

「LOVE涙色がこんなに楽しい。。ああ、歌って楽しいな!」

そう。カラオケではそうは行かない部分。生演奏だからこそ
表面に出てくる「曲」そのものが持っているオーラ。

それを演奏者、またはヴォーカリストがどんな風に表現
するか、で歌の印象も全然違う。。

私はファクトリーで聴いたスローな涙色も大好きですが、
このスタジオライブの少しアップな涙色も非常に良いと
思いました。それがいわゆる「スタジオライヴver.」と言える
のでしょう…が、もっと「遊べる」はず。

「LOVE涙色が楽しい」…

アーティストとしての「才能」がうずいて仕方がない、
亜弥ちゃんの生の声だ、と思えました。

「涙色」のみならず、「渡良瀬橋」も歌い方をかなり
変えて来ているのが解るのですが、オケが「生音」に
なっただけのようで、まだまだその先に大きな「伸びしろ」
が見えるのは私だけではないはずです。
いつものように「渡良瀬橋」のあの聴かせのクライマックス
部分にはやはり涙が出てきましたが、作りこみように
よっては、全曲通して泣きはらしてしまう位のオーラが
この曲にもあるわけです。

そんなこんなで、何ともごちゃごちゃとマイナスな感じで
書いてしまいましたが、どうしても「急作り感が否めない」分、
とにかく惜しい。。

「これを観てくれ!」と手放しで言いたい…!