地球上の小さな日記

繰り返す毎日の中に埋もれてゆく小さく些細な記憶達を、忘れないように書いてます。だから・・・

新しい時代

2006年04月03日 22時10分44秒 | 小さな日記
ダイニングテーブルで朝食のパンをかじりながら考える。

う~ん。どうしよう~。
今日から会社の場所が変わるということは、
当然通勤路も変わるということになる。
道はいろいろ有るけれど、一体どれを選択したら正解なのだろう?
う~ん・・・。
大通りを行けば渋滞にハマるかな?
やはり裏道が正解か。
いや、まてよ?裏道は非常に道が細い。
昼や夜ならともかく、朝からそんなとこに気を使いたくないぞ?
ムムムムム~どうしよう~。

と、ウダウダと考えていたら、
結論を出せないまま家を出る時間になってしまった。
いかん!今日遅刻したらエライコッチャ!
すばやく準備を整えて、猛烈な勢いで玄関から飛び出した。

飛び出してみると、昨日の嵐は嘘のように、今日はとてもいい天気。
空を見上げると、この時期には珍しい雲一つ無い綺麗な青空!
と思ったら、キラキラと白銀に輝く富士山の上空に、
一筋の雲が尾を引くように棚引いていた。

ああ、幻想的な光景だねぇ・・・
何だかこのまま空へ飛んでいってしまいそうだ。
(残念ながら写真に収めている時間は無かった。)

新しい朝、新しい風、新しい空。
昨日までとは違う、漠然とした何かを感じながら会社へ向かった(大通りで)。

会社へ向かう車の中で、さらに考える。

やはり昨日は、何かの節目だったのだろう。
どことなく今日は、今までとは違う気がする。
もちろん、会社の所在が変わり、
今日からそこへ出勤するという精神的な変化や緊張もあるのだろう。
しかし、それだけではない。
うまく表現できないけど、
なんかこう、空気の全体的なオーラが変わったような感じ。
やたらキラキラとしたものを感じる。

ひょっとしたら、昨日の節目における嵐によって、
オレ自身の業が消滅したのかもしれない。
もちろんこれも(持論だが)、何者かの思し召し。
いろいろな意味で「新しい時代」がやってきた!